2014年8月12日火曜日

第84回 「カープが負けた後」

カープが負けた後、特に口惜しさ・無念を引きずりそうな敗戦の夜には、日頃やり残している書類整理や文献抄読、症例報告・学会発表の準備、依頼原稿の作成などに専念するようにしている。

応援している立場の者としてやるべきことをやっていないから負けたのだと言い聞かせるように、まるで自分に罰を課すように取り組むのだ。

そこには本来因果関係はあり得ないのでおかしな考えではあるのだが、晴れない気分を紛らわせる効果があるだけではなく、結果としては案外に仕事がはかどるので、やけ酒をあおってふて寝をするよりはよっぽど建設的なやり方であると言える。

実は今夜は今年初のサヨナラ負けを喫したので、いまこれを書いている。

さて、本来自分は少年時代は巨人ファン、とりわけ王貞治ファンであった。

岡山県の片田舎では、テレビでは広島県とは違って巨人戦か阪神戦がほとんどであったからであろうし、王選手については努力の結果作り上げた誰もまねのできない独特なフォームから華麗なホームランを打ちこみ試合を決める姿に魅かれたのだろう。父親は阪神ファンで、自らも軟式野球チームでプレーしていたが、長男である小生が野球・ソフトボールのプレーにはやる気を見せずからっきしへたくそでしかも巨人ファンになってしまったので、複雑な気持であったに違いない。

父親の思うようにはならないぞという反抗的な思いがそこにあったかどうかはっきりしないが、進路を決めるときにも父親がしきりに法学部、弁護士、と言っていたのに、理科系に進んで医学部を選択したのも幾分反抗的なものもあったのかもしれない。

話をプロ野球に戻すが、王選手が引退したあと、プロ野球自体は好きだったが巨人は好きではいられなくなった。新人入団時のいざこざ、他球団の大物の移籍入団、最近のFA移籍、自前の若手選手が活躍の機会を十分与えてもらえずに消えていく、そして妖怪のごとくいまだに君臨しているナベツネ。常勝を課せられている球団としての宿命とはいえ、どうにも気持ちよくない。

平成元年から当院非常勤となり、常勤に移行して、平成3年に福山に転居して23年、妻は元来カープファンで、子ども達は広島県で生まれ育ち自然とカープファンとなっていて、つられた感はあるものの、自前の若手選手と、他球団を出された選手と、一流ではない外人選手が、高給をもらわずに果敢に挑んでいる、そんな地元球団に対して近年愛着が加速している。

今や、妻や息子を置いてけぼりに一人でマツダスタジアムに応援に行くこともある。
スポーツも音楽もライブが好きなもので、しかもマツダスタジアムが良い(ヤンキースタジアムみたい)。
今後も、多忙な勤務の合間をぬって、すきあらば観戦応援に行くであろう。

最後にお断りしておきますが、お誘いいただいてもご一緒はできませんのでご容赦下さい。
なにせ友人・仲間と行くと全敗、家族・単独ではほぼ全勝という戦歴を誇るものですから。
あしからず。


副院長 熊谷

2014年7月30日水曜日

第83回 「ヨットでGO!」

ヨットでGO!

夫の趣味、私は興味なし。

購入して10年位立つのかな?
もっとかな?

関西の方から2泊3日くらいで乗って帰ってきた。

途中、おおしけに合い

「死ぬかと思った」

と。

・・・、死んではいない。

子どもも免許を取り、クルーが2人。

もうすぐ3人になる予定。

たのもしい。


内海フィッシャリーナに置いてあります。家から車で40分。ちょっと遠い。

手前のヨットがうちの


先日、尾道の花火にヨットで出かけました。

夕方まだ日差しの強い中、出発!

「熱いが風が気持ちい~い!」

帆を貼るわけでもなくエンジンでゆっくりと1時間30分。

横をクルーザーがビューンと通り過ぎ、横波をうける。

「わぁお!」

「あれで行くと20分くらいかなぁ~?」

と思いながら揺られる。

尾道水道に入ると潮の流れと、横をビュ~ンビュ~ン何艇も通り過ぎるおかげで横波を受け、揺れに揺られた。

すでにビュ~ン、ビュ~ンとこされた船が沢山浮かんでいる。

打ち上げ場近くにはいけない。

後ろの方でアンカーを降ろすが潮の流れでうまくかからない(水深がわからないかなり深い様子)

うまくはかかってないが固定でき、他の船の邪魔にならないところで停止。


19:30、ドンドンドン 少し明るいが、花火開始。

病院カメラマンも同乗。

2時間、取り続けていた。

病院カメラマンの後ろ姿(無断掲載 笑)


久しぶりの船上から花火を見た。

毎年いろんな形が出るが やはり昔からの大玉のやなぎが一番よかった。

 


こんなに船が密集していて事故が起きないわけがない。

「あ~!あ~!あ~!」


「ミシミシ」

「ボン」 

「バギィ」


近くでぶつかっていた。


今度は帰りが大変だ。

終了後、一斉に帰るのだ。

アンカーをあげるとき、舵を握った、ヨットがあらぬ方向を向きだした。

息子から。

「母さん 舵 反対」

「ハイ」

真っ暗い中 灯台の燈とブイの燈を頼りにすすむ。

暗い海で揺られると、揺れが大きく感じられ、恐怖感・不安感が大きい。

灯台の燈とブイの赤・緑の燈を頼りにすすむ。


大丈夫か!?うちのクルーたち!

夜空には 星がいっぱい。

満ち潮で 潮の流れにのって帰りは1時間で着いた。


ホッ・・・

たまにはヨットも気持ちいい。

年に1回 海の風をうけるのも・・・。

ちなみに、午前中、留学生達をクルージングへ連れて行ってあげました。

留学生たちとパシャリ ※モザイク加工しています



地域医療支援センター  小川

2014年7月20日日曜日

第82回 「山登り」

私は、趣味がたくさんあります。

ほとんどがアウトドアです。

その中のひとつが、「山登り」。

もっぱら日帰り登山のみですが・・・山頂から観る景色は癒されます。途中のきつい坂も山頂に着くと、なぜだか忘れてしまいますね。
そして、山頂でお湯を沸かしてドリップコーヒーを飲むと、これがまた美味しいんです。

近場では、『比婆山』・『道後山』『宮島の弥山』があります。
これらの山は初心者でもすぐに登れますよ。

主人が四国に単身赴任しているときに、徳島の『剣山』に行きました。ここはロープウェイで山頂の近くまで行けるので、歩くのがちょっとと言う方はお勧めです。山頂の景色は想像以上に良いです。

愛媛の『石鎚山』では鎖場を経験しました。ちょっと怖かったけど登り切った時には、「やった!」って感じです。ここは修験道としても有名ですが、途中何度も高下駄を履いた修験者と出会いました。岩場が多い山を高下駄で登るなんてすごいわと、ただただ感心してしまいました。

遠くでは九州・大分の『九重山』。
「ミヤマキリシマという花がきれいだよ」
って、友達に誘われて行きましたが、その年はいつもより咲くのが遅くて少ししか見ることはできませんでした。でも家に旦那と子供を置いて、2泊3日した女2人旅はとても良い想い出となりました。高原地にあるホテルでの星空はとても綺麗でした。
主人が東北出身なので、『栗駒山』にも登りました。ここで飲んだ水はすごく美味しかったのを覚えています。この時は家族みんなで登りました。まだ娘も中1だったのでついて来てくれました(笑)

鳥取の『大山』にも登りました。
この山は山頂までは行けませんでした。途中から天候が怪しくなったので、断念しました。ほぼ頂上という辺りでしたけど・・・。下山の途中から雨が降り出して、しかもバケツをひっくり返したような大雨の中、中年夫婦がカッパ来てびしょ濡れになっている姿は誰も想像できませんよね(笑)でも、こういう経験も山登りの醍醐味かなって思います。

まだ数えるほどしか登っていません。
しかも、去年は肩や腰を痛めて休日は病院通いでした。歳のせいですかね(笑)
やっと少しずつスポーツして良いと許可がでて、テニスを再開。自転車もサドルを買い替えて・・・。体力をつけようとヨガにも通い始めて。とにかく、身体を動かすのが大好きなんです。そうしないとストレスが溜まってしまうのです。

そんな時、今度は左足を捻って骨折してしまいました。さすがにこれは、職場のみんなにも多大な迷惑をかけてしまって、しかも非常に不便ですね。私が骨折した5日後、息子が高いところから飛び降りて右足首の靱帯損傷で、またもギブスを巻きました。家の中に2人もギブスを巻いた人がいるなんてそうはない事ですよね(笑)

話がそれてしまいましたが、骨折の治療が終わったらリハビリに励んで、体力をつけていきたいと思います。

そしてもっともっと色んな山を歩きたいなって思います。

石鎚・鎖場

剣山山頂
看護主任 金子


2014年7月11日金曜日

第81回 「クイズ・なぞなぞについて」

私は、TVで観るものといえば、スポーツ、お笑い・バラエティー、そしてクイズ番組です。

雑学を身に着けるのにはうってつけです。

雑学王といわれる人はそれこそとんでもない量の知識を持ってますね。

「なんでこんなことを知ってるんじゃろうか?」

私はそんな知識で勝負するクイズよりも頭を使うクイズ、いわゆる「とんち」のほうが好きです。


最近耳にした、なかなかしゃれたクイズがありますのでご紹介します。



1.「ちっとも懐かない手乗り文鳥がいます。飼い主は手のひらに大好物のエサを置いて誘っています。このとき、文鳥はどう思っていたでしょうか?」



2.ある植物学者がこんな発表をしました。「この植物は茎だけで成長します。」この話は本当か、嘘か?

3.Tで始まり、Tで終わる英単語で中もTで満たされているものは?



さて、答をここに載せると頭の体操になりませんので、知りたい方は私にご連絡下さい。

答を聞くと、

「ん~。なるほど。そうか~。」

と、思いますよ。

「やわらかなあたま」これはケータイのメールを打つときに、すべて「あ」行で成り立っているフレーズです。


凝り固まった頭をときどきほぐしてみては如何でしょうか。


外科部長 浦久保

2014年6月30日月曜日

第80回 「熱中症とは」

熱中症とは、室温や気温が高い中での作業や運動により、徐々に体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体がだるい、ひどいときにはけいれんや意識の異常など、様々な症状をおこす病気です。

家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。 

熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。


熱中症の症状
○ めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い

○ 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う

重症になると、

○ 返事がおかしい(呼びかけに対し反応がおかしい・会話がおかしいなど)、意識消失、
   運動障害(普段通りに歩けないなど)、けいれん、からだが熱い


熱中症予防のポイント

○ 部屋の温度をこまめにチェックしましょう ! (普段過ごす部屋には温度計を置いておきましょう)

○ 室温は28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使いましょう !

○ のどが渇いたと感じたら必ず水分補給しましょう !

○ のどが渇かなくてもこまめに水分補給を心がけましょう !

○ 外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日傘や帽子などで日よけ対策もしっかりと !

○ 無理をせず、適度に休憩をとりましょう !

○ 日頃から栄養バランスの良い食事をとりましょう !

熱中症の応急手当

✚涼しい場所へ
エアコンが効いている室内や扇風機・うちわなどで風をあて、体を 冷やす、風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる

✚からだを冷やす

衣服をゆるめ、からだを冷やす

(特に、首の周り、脇の下、足の付け根など保冷剤、氷、冷たいタオルなどで)

✚水分補給

:水分・塩分、経口補水液※などを補給する

(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)

厚生労働省ホームページ「熱中症関連情報」参照


薬剤科 清水

2014年6月20日金曜日

第79回 「過去へタイムスリップ」

私の母は、現在一人暮らしをしています。
今年で78歳になります。
遠方でなかなか会えませんが、メールでやり取りしたり、電話をしたりと連絡は欠かさず取り合っています。電話で話し始めるとなかなか話が尽きません。話していると、ついつい時間を忘れてしまい、夫に注意されてしまう事も度々あります。

先日もいつものように、母から電話がありました。

押入れの整理をしていたら、私の小学校の文集が出てきたと言うのです。
母は、文集を読んで懐かしがって電話してきたのでした。

私の小学校の頃の思い出を次々に話し始めました。
私が忘れていた話や、今まで知らなかった話をうれしそうに話しはじめます。

そんな母ですが、最近物忘れをする事が多くなりました。
自分でも忘れないように工夫しているようです。カレンダーが真っ黒になるくらい予定が書き込んでありました。でも、電話では思い出話が嘘のようにどんどん出てくるのです。びっくりしました。

先日、母に会いに実家へ帰りました。
ダンボール箱の中に、私の小学校時代の文集や日記帳がまとめてありました。

懐かしく手に取ってみました。

何十年ぶりに読むのでしょう。
小学生時代に書いた私の直筆の活字がそこにはありました。
400字の原稿用紙に、はみ出しそうな大きな字が並んでいました。
小学校2年「将来の夢」と題した作文に、

「私は花屋さんになりたい」

と書いていました。

友達の作文は、「将来、野球選手になる」「将来ピアノの先生になる」と書かれていました。
読んでいくうちに、小学校時代に戻ったような気分になり、作文を書いている時の自分を思い出してきました。あの時の教室の風景や、作文を考えて書いている自分、友達の顔や担任の先生の顔。懐かしい思い出が蘇ってきました。40年前の自分の頭の中を覗いている気分です。過去へタイムスリップしたと言えばかっこいいかもしれません。茶色のざらざらした紙に印刷され、勿論カラー印刷ではない、友達の手書きのイラストが添えてある、1枚1枚手で折って束ねてホッチキスで閉じて自分たちで手作り製本した記憶もよみがえってきました。

母の記憶力も感心しましたが自分の記憶力も順序をたどれば思い出していくものだとつくづく思いました。そして写真も思い出になるけれど、一生懸命に考えて書いた文章はかけがえのない「その時の自分」そのものだと思いました。

今ここに書いている文章が10年後に読んだら懐かしく思い出されるでしょうか。
これからもずっと母と笑いながら語り合っていきたいと思います。


看護主任 小川 智穂子

2014年6月10日火曜日

第78回 「郷土のあるべき姿」

広島カープ 強いですね。

昨年終盤からの勢いを今シーズンにそのまま持ち込み、セリーグは予想外?の展開になっています。
最近はマツダスタジアムに出かけると、スタンドでは老若男女を問わない一体感のある応援、溢れんばかりのお客さんは球場内の各種ショップに詰めかけ、試合後の広島駅周辺の飲食店はどこも満員といった状況になっています。まさに地域活性化を目の当たりする状況です。

スポーツによる地域活性化効果について 中国地方総合研究センターの本郷満さん は経済面だけではなく、社会面(地域への愛着、コミュニティー及び社会参加意識の高揚)をあげておられます。最近政府の新成長戦略である「日本再生ビジョン」においてプロ野球の16球団拡大が地域活性化案の1つとして打ち出されました。これもまた、スポーツによる社会面を含めた地域活性化を期待するものと考えられます。

地域を単位とする社会意識は、スポーツ関係だけではなく医療界においても近年キーワードになりつつあります。

平成26年度の一般歳出の約三割を社会保障費が占めており、今後の高齢化とともに社会保障費は急激な増加が見込まれています。また地方における二次医療圏の設定や医療従事者の確保などが、国主導の体制であることも問題点として指摘されています。

地域に適した医療のために 医療提供の量(病床数)、質(医療提携、医療安全)の評価と配分、包括ケア(検診や医療と介護の切れ目なく高齢者を支えあう仕組み)などの医療システムの再構築が地域主導で行われようとしています。

人々の価値観は多様化し、社会状況も変化します。地域における課題も多様化し、教育や環境などの問題も地域を単位とする対応がすすめられてきています。

広島で生まれ育った人たちにとってカープは郷土の象徴であり誇りでもあります。数十年ぶりのカープの快進撃を見守りながら、後年の郷土のあるべき姿にも、少しばかり思いを巡らせてみたいと思います。


内科 河野