2020年6月30日火曜日

第263回 便所サンダルのメーカーから、なんと!!!



 こんにちは。

 昨年5月より入社させて頂いた、医事課の瀧川と申します。早いもので入社してから丸1年が経ちました。入社2年目も、さらに努力を重ねてまいる所存です。今後ともご指導宜しくお願い致します。


 話は変わりますが、今回初めて井戸端情報を書かせて頂きます。がしかし、コロナウイルスの影響で目立った外出もしておりません。ですので今回は、とっておきのあるアイテムを紹介したいと思います。

そのアイテムとは、Tシャツです。
 

 Tシャツ??と頭を傾けられる方も多いと思います。私自身、服やスニーカーなどファッションアイテムが好きなのですが、その中で、「bench(ベンチ)」というメーカーから、なんと!!抗ウイルスTシャツが発売されております。ベンチというメーカーをご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、便所サンダルのメーカーにです。


 さて、「その抗ウイルスTシャツってなんやねん!」って話なのですが、簡単に言うとTシャツに付着したウイルスの90%以上を消滅させ、時間の経過とともに繁殖させない効果を持つTシャツです。一言で表現すると、わやです。


 研究結果も目を通したのですが、私はいまいち原理的なところは意味がわかりませんでした!気になる方はbench(ベンチ)」のホームページにてご確認ください!

 とりあえず、研究結果を信頼する他ないです。研究ではA型インフルエンザウイルスも90%以上消滅させたとの結果も出ているようです。

 新型コロナウイルスに効能があるかどうかは分かりません。ただ、防菌・防臭効果も兼ね揃えており、私も購入してみましたが、値段の割にはTシャツとしてのクオリティーも高かったように思います。

 ちなみに気になるお値段は、3900円+税となっております。色は無地の白と黒のみ。サイズバリエーションも豊富なので男女問わず誰でも着ることができます!

 実際着用していて効果が実感できるようなものではないですが、この社会情勢の中、気になる方は是非!!

お付き合い頂き、ありがとうございました。

医事課 瀧川

2020年6月20日土曜日

第262回 私の好きなもの

最近、新型コロナの影響で、自粛が続き、家に居る時間が長くなりました。
連日、新聞のテレビ欄を眺めては、ミステリー、刑事ドラマをチェックしています。
特に好きな番組は、刑事コロンボ」や「古畑任三郎」等の刑事ドラマです。


古畑任三郎

『田村正和演じる警部補の古畑仁三郎が、ゲスト俳優演じる犯人による殺人(一部殺人でない案件もあり)事件のアリバイやトリックを巧みな話術と卓越した推理力で崩していき、完璧と思われていた犯行の真相を解明していくドラマである。
この作品は「刑事コロンボ」で知られる倒叙ものと言われる形式でストーリーが進行していく。これは犯行の様子の全容をまずみせておき、刑事の古畑任三朗が真犯人とのやりとりから容疑を固め、最後に自供に追い込むという形式を使うパターンである。』
「古畑任三郎」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2020年6月10日14時(日本時間)現在での最新版を取得。




最近では、水谷豊主演の相棒」も好きです。

『優秀なキャリアながらも、その変人ぶりから警視庁内の窓際部署「特命係」に所属している係長の杉下右京(演者、水谷豊)が、自分の下についた相棒と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく刑事ドラマ。いわゆるバディもの、相棒は4人変わっている。亀山薫を演じる寺脇康文が初代相棒。4代目相棒の冠城亘役としてseason14からは、反町隆史が起用されることになり、警視庁へ出向してきた法務省キャリア官僚という設定であり、歴代の中で異例の経歴を持つ相棒となった。水谷豊演ずる、杉下右京とその相棒が、右京の友人の鑑識の米沢守や特命係のよき理解者である角田六郎等、と協力しながら、難事件の捜査を展開しなぞを解き明かしていくミステリードラマである。』
「相棒」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2020年6月10日14時(日本時間)現在での最新版を取得。




海外ドラマではエレメンタリーホームズ&ワトソン inNY」もおすすめです。
予想外の展開に、心踊り、ワクワクする過程がたまらなく好きです。また、犯人を特定する為に最新の器具を使用した科捜研の指紋判定やDNA判定、GPSを使用し犯人の位置を特定し追い詰めたり、犯人像を絞りながら、精神面、心理面、職業柄の特異性、特色を総合的に考慮しながら緻密に考えられた捜査方法等、その過程から犯人を予想し、観るのも好きです。
 
『アーサーコナンドイルが生み出したキャラクターであるシャーロック・ホームズを主人公としており、舞台をイギリスのロンドンから現代アメリカ合衆国に置き換えている。ホームズをジョニー・リー・ミラー、ジョン・ワトソン医師をルーシー・リューが演じる。本作により、初の女性版ジョン・H・ワトソンが誕生することとなった。
ホームズはその鋭い観察眼と天才的な推理力、及びワトソンの医学的知識やなにげない助言、2人のぶつかり合う会話から手がかりを得て、数々の難事件を解決していく。』

エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2020年6月10日14時(日本時間)現在での最新版を取得。


ぜひとも、一度ご覧になってみてはいかかでしょうか。


看護部 明野

2020年6月10日水曜日

第261回 #stayathome



 2012年春に僕からスタートを切ったこのシリーズも遂に9巡目に突入しました。できるだけpersonalな話を、というスタンスが長続きの秘訣と思います。2020年の話となると、これを避けては通れない、ということで、インスタグラムで、#stayathomeを検索すると、5月末で1512万件の投稿!というすごいことになっています。そろそろ足かせが取れて、stay at homeが解除にならんとしている現在ですが、今日のお話しは、中国地方の田舎都市での#stayathomeのお話し。


1)      お持ち帰り
 週末の夜も家にいる、となると今まで愉しんでいた「お店で飲む」ということが出来ません。我が家は夫婦(と更に子供達も)そろって、美味しいものを食べてそれに合う美味しいお酒を飲む、ということが大好きです。(「あてなよる」ですね!)これは何とかせねば、と思う内に、我が家のheavy rotationの名店(勝手に認定)が、それぞれ「お持ち帰り」と称して、店の料理の詰め合わせや弁当形式の料理を持ち帰ることを始めてくれました。渡りに船、とはこのこと。和食、割烹、ワインバー、スペインバル、などなどそれぞれに工夫をこらして、楽しくて仕方なかったのですが、なかでもダントツのNo.1認定は、昭和町にある、とある「名店T」の「酒の肴セット2020−コロナに負けるな−」です!この店では、いつもは2人でカウンター右端に位置して眼前のご主人の料理の蘊蓄に耳を傾けつつ、おまかせの料理とお酒を頂くのですが、この折り詰めがただ者でなかった。写真ではぎっちりと料理が詰め込んであるだけに見えるのですが、実際に見るとそれぞれの料理がきちんとセパレートされて折り重なり、20品あまりの「どれも酒が止まらないものばかりです!」という危険なあての詰め合わせ。添えられた品書きを読みつつ、家内と「うわーっ」と歓声を上げたものです。風呂あがりにパジャマを着てこの名店の料理を味わえる喜びも5月一杯か、と思うと、(お店には申し訳ないけど)少し残念。子供達2人とやった「オンライン飲み会」(コンピューターとスカイプ使用)では、ちょっと遠慮して、お持ち帰りランク2位のワインバーのお料理にしましたとさ。(こちらもすごい内容なんだけどねー。)


2)      刑事コロンボ
 自宅にいる時間が長いとDVD見るのもなかなか良い時間つぶし。ある日NHK-BS3で古い「刑事コロンボ」シリーズをやっていて、久々に見るとなかなか面白い!よく考えると家に刑事コロンボシリーズ全45話の5巻のDVDがあるではないか。「ブログ刑事ぼろんこ」という身も蓋もない名前のホームページを参考に、色々と見てみました。第1話は、「殺人処方箋」という精神科医が犯人の作品でなんと1968年(50年以上前!)のもの。だいぶ古い描写があったり、やたらタバコを吸うヒトが多かったり(コロンボ自身も安葉巻吸いっぱなしだけど)、この時はコロンボ自身も41歳だそうで、まだ髪型もかわいく(?)例のよれよれコートは着ていない。数多い中には駄作もありますが、殺人のトリックの秀逸なものとか、犯人の追い詰め方が見事なものとか、見所満載ですね。でも1)のお持ち帰りを食べつつ2人で見て最も楽しかったのは、むしろ「小ネタ」です。中でも名作「逆転の構図」で見られた、浮浪者に慈善の食事をふるまう教会のシスターとコロンボの会話が最高。コロンボの事を完全に浮浪者と思っていて、「兄弟よ、何も恥ずかしいことはないのです・・・。」「丁度良いツイードのコートがあったでしょう・・・。」と自慢のコートを取り上げられるところでした。刑事だと打ち明けたら、「では、変装をされているのですね!」と感心しきり。コロンボの愛犬、おぼれていたところを助けたらしいバセットハウンドのその名も「ドッグ(わんこ、ですね)」の登場場面と並んでおもわず拍手、の場面でした。
 でもほぼ見尽くして、やはりダントツのNo.1認定は、1973年の第19話、名作「別れのワイン」ですね。ワイン作りをこよなく愛する犯人の主人公とコロンボが何となく心を通わせるところが素晴らしく、最後に逮捕されてコロンボの愛車、プジョー403カブリオレ(名車だけど、やはりボロボロ!)のなかで、コロンボが選んだ「別れのワイン」を味わった犯人が口にする、「コロンボさん、よく勉強されましたな!」という最後の言葉がとても印象的でした。


 とんでもない災厄である新コロナウイルスですが、このようなstay at homeの機会を与えてくれた事だけは、ひとまず感謝して筆をおきましょう。

院長 武田 昌