2016年8月30日火曜日

第155回 「kyutoちゃん」

寺岡記念病院 栄養管理室のイメージキャラクターの「kyutoちゃん」は、患者のみなさまや、地域のみなさまの食生活を健康的なものにする妖精です。

食を通じてみんなを健康にする元気な女の子♥
移動手段は主に魔法の泡だて器!

食事バランスガイドをモチーフにしたポシェットをかけて、みんなのところへ健康を届けに行きます。






栄養管理室 フィンガーファイブ

2016年8月20日土曜日

第154回 「ありがとう!ツン・デレが魅力」

我が家に猫がやってきて、9月で5年になります。
流行に全く縁のない私ですが、昨今の猫ブームに乗っかり、猫関連のテレビがあると、つい見入ってしまいます。今までは、犬派だと思っていましたが、猫のかわいさに、どっぷり漬かってしまいました。
生後2ヶ月くらいで来た当初は触ることもできず、健診に行く時は、キャットフードをキャリーケースに入れておき、中に入ったところで「今だ!」と蓋を閉めるという、一瞬の勝負で、何とか獣医さんのお世話になっていました。脅えた眼で見つめられると、我が家に来たのが間違いだったのかな?と思ったりして。

いつになったら触れるのかなぁ~と不安と期待が交錯しながら3ヶ月が過ぎました。

ある日、おやつジャーキーを持っていた時、ゆっくりと猫が歩み寄り、何とジャーキーを手から食べ出した。そーっと背中をさすってみると逃げることもなく、初めて撫でることができて大感激。ベルベットのような手触りに再感激。これを境に猫の態度は一変し、抱っこをねだったり、布団に潜り込んできたり、足元に擦り寄ってきたり、かわいさ満点です。

知人からもらった雑種の女の子ですが、トイレ管理に失敗なく、食べ散らかすこともなく、襖や障子を破ることもなくて、お行儀の良い猫ちゃんです。ただ、小心のため、チャイムや電話が鳴ると、ソファーの下や机の裏に隠れたりして怯えています。

外出する時は、「お留守番なの?」と言っているかのようにじっと見つめられ、帰った時は、足元にゴロンと寝そべりお腹を出して「撫でて、ブラッシングして!」とねだるような仕草をします。体中を撫でまわし、抱っこして顔をスリスリ。本当に癒されます。けれど、度が過ぎると、お決まりの猫パンチが飛んでくるので、要注意。
この、ツン・デレが魅力なんだよなぁ~。

毛づくろいする姿や、うたた寝する姿を見ていると気持ちが穏やかになり、腕枕で寄り添われると、猫もくつろいで、私もくつろいで、「家に来てくれてありがとう❤」と頭を撫で撫で。

そんな安らぎを与えてくれる猫ちゃんに感謝・感謝です。





看護主任 臂(本館3階)

2016年8月10日水曜日

第153回 「落語のお話」

外科の浦久保です。

私は多趣味で、前回はジャズについてお話しました。
今回は落語です。落語といっても古典落語です。

学生の頃、実家に帰るとなぜか興津要さんという人が監修した「古典落語」の文庫本があり、毎晩のように読んでおりました。実際に声に出して読むと寄席の雰囲気が出るもんですな。

「時そば」「火焔太鼓」「道灌」「青菜」など題名を聞いただけで粗筋がわかる方はかなりの通です。

最近はyoutubeなんぞというものがあって手軽に落語が聞けます。同じ演題でいろいろな方が演じているのですが、これがまたそれぞれに個性が出ていて面白うございますな。

楽しく聞いているうちに、はっと気づいたことがありました。

それは、ジャズとの共通点です。

ジャズにもスタンダードナンバーがありますが、演奏者によって全く違うものになります。

例えば、「朝日のごとくさわやかに」をいろんな演奏者で聞き比べるとわかります。

落語も好きな演題があってそれをいろんな落語家で聞き比べるもよし、気に入った落語家の高座をあれこれ聞くのも面白いですよ。

また、ジャズメンには落語好きが多く、同じく落語家にジャズファンが多いのもこんな共通点があるからでしょう。ちなみに古今亭志ん朝はジャズドラムの名手でしたよ。

最近はまってしまったのが「瀧川鯉昇(たきがわ・りしょう)」という落語家です。独特の雰囲気があり、聞きやすく、感心しますよ。「鯉昇」という名前もいいじゃありませんか。めったにTVに出る方ではありません。でも全国的にファンはいるようです。

私、カープも「鯉昇」も応援しています。

外科部長 浦久保

2016年8月2日火曜日

第152回 「熊本へボランティアに行ってきました」

平成28年4月に発生した熊本地震で震度7を観測し、甚大な被害を受けた熊本県益城町。

寺岡記念病院の藤原地域医療科部長を中心とした寺岡記念病院ボランティアチームで定期的に被災地支援を行なっています。


藤原医師は2週間毎の被災地訪問を継続していますが(藤原医師のバイタリティーには本当に驚かされてばかりです・・・)、私も2回ほど参加させていただきました。

益城町にある避難テント村へ出向き、藤原医師を中心とした専門スタッフによる医療福祉相談や住民との触れ合い、栄養面での支援等を行なっています。



栄養面での支援では、新市町で採れた野菜(職員が畑で作ったり、ガーデンテラスで採れたり)を持参し、野野菜サラダや生春巻きを現地で作って提供しています。


普段、配給の弁当や菓子パンしか口に出来ない皆さんから非常に好評をいただいております。




もし、新市町で災害がおきたら、その時、自分は「父として夫として何ができるのか?」「地域住民として何ができるのか?」「寺岡記念病院の職員として何ができるのか?」「専門職として何ができるのか?」いろいろなことを考える機会になっています。本当は、日頃からこのようなことを考える必要があるのでしょうが・・・。

藤原医師からは、この熊本へのボランティアのみではなく東日本大震災で被災した宮城県石巻市雄勝町への訪問等、防災・減災について非常に貴重な学びの機会をいただいております。

もし興味のある方がおられましたら、お気軽にお声掛けください。一緒に防災・減災さらに、そこから繋がる地域づくりまで一緒に考えていきましょう。

在宅支援室 主任 栗原