2021年8月30日月曜日

第285回 フレンチトースト



  ふんわり食感と、卵の風味が美味しいフレンチトースト!日本でもお子様から大人まで、好む方が多い料理の一つですね。アメリカ,ヨーロッパの一部、アジアの一部の国・地域等で朝食や軽食、デザートとしてよく食べられています。


 フレンチトーストは、溶き卵と牛乳などを混ぜて作った液をスライスしたパンにしみ込ませ、バター等で焼いた料理です。日本では、卵と牛乳だけでなく、砂糖を混ぜて甘くするタイプがオーソドックスかと思います。パンも食パンだけでなく、レーズンやナッツを含んだパンを使用することもあり、シナモンやナツメグ、ラム酒、バニラエッセンスを加える等スイーツに近いレシピのフレンチトーストも珍しくありません。焼き上げた後にメープルシロップやはちみつ、アイスクリーム、粉糖をトッピングすると美味しさ倍増ですよね!

 ところで、皆さんはフレンチトーストの名前の由来をご存知ですか?フランスが発祥の地だと思われがちですが、実はフランスとは全く関係がありません。

諸説ある中でも有力なのが、以下2つです。

☆18世紀のアメリカに実在した「ジョーゼフ・フレンチ」さんという酒屋の店主が命名したという説

☆もともとアメリカで「ジャーマントースト」と呼ばれていた同メニューだが、第一次世界大戦でアメリカとドイツが敵対したために「ジャーマン」を「フレンチ」に変えたという説

当のフランスでは「pain perdu」(パンペルデュ)と呼ばれ、「pain perdu=失われたパン(古くなり、固くなったパン)」が水分を加えて加熱することで、ふんわりやわらかく美味しい状態にする料理を意味します。バゲットやブリオッシュを使うのがフランス流フレンチトーストです。


 栄養管理室では、備蓄食品の「缶パン」を使用し、試作を重ねたフレンチトーストを、9月1日の「防災の日」に患者さんへ提供いたします。職員食堂へ展示予定ですので、ご覧になっていただけると嬉しいです。

栄養管理室🍴

2021年8月20日金曜日

第284回 懐かしい川遊び

 

 

鮎の季節がやってきました。

大人たちは鮎とりに夢中です。

 

孫たちはその間、川遊びを楽しみました。

澄んだ水の中で魚と一緒に泳ぎます。

流れが緩やかでまるで小さなプールのようなところでした。

岩の下には何がいるかな

水中眼鏡や箱眼鏡(はこめがね)で魚を探したり貝を探したり

とれたての鮎を握ったり、におったり・・・

あっという間の楽しい時間を過ごしました。

 





田舎の澄んだ水の中で魚と一緒に遊んだり、浮き輪で川の流れに身を任せたり・・・

孫たちには貴重な体験でした。

自然の中でゆったりした時間がすぎ、心のリフレッシュができました。

  

看護部  黒田