いつかは…と思ってはいましたが、突然来ました井戸端情報の原稿依頼!
それも、締め切りは2日後…という条件つきで!!
…ということで、今回仰せつかりました施設管理課の古川と申します。
趣味の「旅行」か「カメラ」から題材を…と思いつつも、コロナ禍の現在では
外出もままならないので、自宅でも楽しめる趣味のひとつを御紹介したいと思います。
その趣味とは、「書籍やWebでめぐる建築物探訪」です。
建築物は、利便性・安全性・快適性など最低限満たすべき条件等多々ありますが、時代により様式(例:パリの地下鉄駅出入口が代表例とされるアールヌーボー様式など)が変化しながらも、毎年生み出される大きな美術工芸品です。
また、建物には建築家の個性や思想も強く現れていますので個々の好みにより好き嫌いがある事と思います。
ちなみに、私は東京駅のような「辰野様式(辰野金吾氏やその弟子による建築)」や村野藤吾氏、黒川紀章氏の作品が特にお気に入りです。
(東京駅)
(広島現代美術館)
(ひびき銀行)
実際にその建物を見学できれば良いのですが、もともと期間限定公開であるものやコロナ禍での自粛により「今は見学出来ない建物」や建物の老朽化等で取り壊しされるなどで「見学が不可能となった建物」も数多くあります。
しかし、新旧問わずテレビドラマ等で登場した建築もあり、映像からその建物を捜したり図面集(*)から、往時の姿や関係者の期待感等を想像するのも楽しいものです。
建物探訪という共通趣味のある妻と一緒に映像や書籍で建物を調べつつ、以前のように旅行できる状況となった時には、最初にどこを訪問してみるか思案している今日この頃です。
* 先日、『丸の内建築図集1890−1973 三菱地所設計創業130周年記念』という書籍を購入しました。図面ばかりなので、万人受けはしないかと思いますが。
施設管理 古川