2017年9月30日土曜日

第189回 ポイントアップして、ポイントダウン


さてSMAP再出発(新しい地図)の事を書こうか、安室ちゃん引退の事をテーマに書こうか迷いましたが、無難にとある日常について書こうかと思います。

この4月から妻も仕事に復帰し共働きで子育て真っ最中なわけですが、休日は当然ながら子守りが日常となっています(長男がもうすぐ4歳、長女がもうすぐ2歳)とにかくヤンチャ、僕が甘いせいなのか特に休みの日はわがまま放題なわけで、休日は大体ヘトヘトになってこどもと一諸に9時前に就寝するのがルーティーンとなっています。

さて、休みの日のご飯に何を作るのか?というので僕の体力の奪われ方が大きく変わるのですが、大体はケチャップ絡みの料理を作ってごまかしています
(こどもはケチャップ味なら文句は言わないという持論がありまして *根拠なし)

1例 


しかしながら、てなことを毎回毎回繰り返していると3歳ぐらいになると口も達者になっているので「とーとーの料理はいつもケチャップだね~、ケチャップばっかりだね~。」と悪気もなく確信をつく言葉を言われてしまいます。というか、言われました。笑

さすがにこれではマズイ、親父の面目もあるので今日はイベント感を出そう!!とインターネットで色々調べて、手作りピザトーストを作ることにしました。前日の夜中に一人で、〇ローズで食パン(4割引 笑)や1,000円以上で特売価格になる卵、香〇のウインナー、などを購入して・・・お小遣いの中からですからね。。。
(他は、冷蔵庫にあった作り置きのカレーや・ハチミツ)

前日は緊張して寝れなかったような気がします。

クッキング風景


結果、こども達は大変喜んでくれました!!ポイントアップもかなりしたはずです。
が、その日こども達よりも早く眠りに落ちたことは言うまでもありませんね。笑
(妻のポイントは安定してダウンですよね)

冷静に写真を見ると・・・・やはりケチャップは使っているな!!!
(これからは、ケチャップの使い方を工夫することにします)
事務局 旗手

2017年9月20日水曜日

第188回 ~ 初!名古屋 レゴランド&水族館の旅 ~

先月、家族で名古屋に行ってきました。
旅行の目的は、子供のリクエストで「レゴランド」&「名古屋港水族館」に行くためでした。

名古屋駅に降りた時から、沢山の人でビックリしましたが、それ以上に「ここは日本?」と思うくらい、前後左右は外国人観光客が多かったです。

レゴランドは大人でも十分に楽しめるアトラクションが沢山ありました。レゴで造られた日本の有名観光地のジオラマが沢山再現されていました。その繊細さに感動しました。

水族館は、イルカのショーやシャチの調教を間近で見ることができ、館内ではシャチなどの実物大の骨の標本が飾ってありとても迫力がありました。
その他、子供の好きなチンアナゴなど癒し系の海の生き物も見ることが出来ました。

名古屋のイメージといえば、金のシャチホコ・味噌煮込みうどん・ひつまぶし・手羽先などがあり、旅行先の名物料理を食べる事も楽しみの一つですが、今回の旅行では唯一帰りの新幹線で、ひつまぶしの駅弁を食べることができました。

また名古屋に行く機会があれば、もう少し名古屋名物を食べてみたいと思います。
短い時間でしたが、名古屋を満喫できました。
看護主任 村田(東2階)

2017年9月10日日曜日

第187回 脳血管内治療(カテーテル手術)とは

カテーテル治療と言えば、特に心臓の分野で有名となり、今や誰でも一度はカテーテルという言葉を聞いたことがあると思います。脳の分野でも本格的にカテーテル治療が行われるようになり出したのは1990年代からです。脳血管内治療は、まだ20年程度の歴史しかありませんが、カテーテル関連器具の進歩が著しく、今なお急速に進化し続けています。

ところで心臓では手術は心臓外科、カテーテル治療は循環器内科と役割分担がなされていますが、脳の領域では手術はもちろん脳神経外科が担いますが、カテーテル治療もほとんど脳神経外科の医師が担っています。神経内科やあるいは放射線科の医師も一部では脳血管内治療に携わる方もいらっしゃいますが、これらは非常に少ないケースで全体の数%程度に過ぎず、脳血管内治療を行うことのできる医師の90%以上は脳神経外科医です。ちなみに、これはあくまで日本独自の事情であり海外では「神経放射線科医」と呼ばれる放射線科の医師が活躍している国や、神経内科の先生がもっと多く占める国もあります。日本では歴史的に脳神経外科の先生たちが手術(いわゆる開頭手術)もこなしながら、カテーテル手術(脳血管内治療)をも発展させてきました。このような手術もカテーテル手術も出来るエキスパートを脳外科の世界でも「二刀流」などと呼ぶこともあります。しかし、技術の進歩とカバーする範囲の拡大に伴い、日本においても徐々に分業が進みつつあり、ちらほらと「脳血管内治療科」あるいは「脳血管内治療科の教授」というものも全国に誕生しつつあります。

脳血管内治療とは、誤解を恐れず簡単に言ってしまえば脳の中で行う「水道管工事」です。一番多い工事案件は、「水道管からの水漏れ(=脳出血)」と「水道管の詰まり(=脳梗塞)」です。しかし水道管と違って、太くても数mmの太さしかない脳血管の中での作業、さらに少しでもトラブルを起こせばたちまち重大な後遺症や生命に関わる事態となりうる脳血管内治療は一筋縄ではいきません。ちなみに脳の血管で一番太い内頚動脈でも4mm程度の太さですが、穿通枝と言われる0.2-0.3mm程度の細い血管を1本損傷するだけでも重篤な麻痺などの後遺症が起こり得るのです。現在臨床で日常的に使用される極めて細いカテーテルでも径1mm程度はありますし、現在市販されるカテーテルのうち、最も細い特殊なカテーテルでも0.4mmの太さはあるのです。器具が進歩しバルーン、ステント、吸引カテーテル、コイルなど様々な道具が使えるようになりつつありますが、上記のような太さの制限、合併症の制限もあり、まだまだ出来ることは限られています。すべての水漏れ(=脳出血)に対応することは到底不可能であり、現在最も多く行われているのは、脳出血の中でも、動脈瘤からのくも膜下出血という病気に対するカテーテル手術(動脈瘤コイル塞栓術)になります。また水道管の詰まり(=脳梗塞)に関しても、カテーテル手術が適応となるのはごく限られた場合(超急性期かつ、太い血管の詰まり)だけであり、すべての脳梗塞の中でも1~数%程度に過ぎません。

そんな脳血管内治療ではありますが、やはり「傷の痛みが無いこと」「術後の回復が早いこと」などなど従来の手術に比べて、そのメリットは計り知れないものがあります。単純に開頭手術と比べる訳には行きませんが、今までの手術では出来なかったことが出来るようになったり、あるいは今までは達人にしか出来ないウルトラC難度だった手術が、カテーテルで誰でも簡単に治療できるようになったりする場合もあります。日進月歩で器具が進歩し、また脳血管内治療を行える専門医も続々と誕生している現状、今後の脳血管内治療の進歩に注目しつつ、微力ながらその発展に貢献したいと思っています。

脳神経外科 後藤

2017年9月6日水曜日

第186回 我が家の守護神


この夏、不思議な出来事がありました。
それは、お盆の時のことです。




お盆とは、旧暦の7月15日(現在の8月中旬頃)を中心に行われる先祖供養の事で、お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」というそうです。
ご先祖様や肉親の精霊が私たちのもとに帰って来て下さり、ひとときを共に過ごし、再び帰って行かれる1年に1度の期間です。


今年は私にとって主人の初盆ということもあり、いつもとは違う思いでお墓の掃除をしていました。
すると、1ぴきのてんとう虫が主人のお墓にいたのです。
その時は、特に何ということもなく、「あっ、てんとう虫だ。最近あまり見ることなかったけど、久しぶりに見るなあ」という感じでした。
その2日後にお参りに行ってお花の水を入れ替えていたら、またてんとう虫がお花にとまっていたのです。
「あれ、この前のてんとう虫かなあ……ん?もしかして、これって主人かも!?」と思うと、何だかとっても嬉しくなりました。
きっと、てんとう虫に姿を変えて会いに来てくれたんだ、そして私達の傍でいつも見守ってくれているに違いない!そう信じています。

つまり、てんとう虫は私たち家族の『守護神』なんです!


※余談ですが、てんとう虫(天道虫)の和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられたとも言われています。


臨床検査室  瀬尾