2013年3月21日木曜日

第35回 「私のリフレッシュ法」

もともと、何でもかじってみる性格で、アマチュア無線の免許を取ったり、茶道、華道をお稽古したり、バイクのレースのピットクルーになったり、どれも広く浅くではありますが、経験はあります。


なかには、長ぁーく続いているものもありますが、一つは手芸、もう一つはパン作りです。(どこかから、えーっという声が聞こえるような・・・)

まず一つ目の手芸ですが、編み物と小物作りで、編み針は保育所のころから持ちはじめ、できた作品は数知れず、もちろん結婚当初主人にも編みました。

この冬は、ティペット2つ、ショール、襟巻、娘のケープ、ベストを編みました。よく、

「肩が凝らないの?」

と聞かれますが、不思議と集中して編んでいると気分がふんわりしてきます。
・・・なので編んでいる最中の顔は笑やけていると思われます。毛糸が首周りに着くとかゆくなる体質なので、ひたすら人に使ってもらえるものを編みます。




もう一つのパン作りは、もともとは妹に誘われて入ったクッキングスクール。
そこで息子の一言、

「ケーキ屋さんのケーキみたい」

と言われた誕生日ケーキで天にも昇る気持で、通いに通って約10年、料理、製菓、パンの三種類のコースで、すべてライセンスまで取りました。
現在は、一番相性のいいパンを続けています。計量して、コネはじめ、なかなかまとまらない生地がまとまりはじめ、表面がつるんとなったら一次発酵。
一次発酵から出てきた生地を触ったときのかわいさったらありません。
そうですねぇ、たとえるなら生まれたばかりの赤ちゃんのおしりの感触かな?
思わず頬ずりしたくなるほどです。いわゆる癒し系です。
成形して二次発酵、そして焼成。オーブンの中ですくすくと大きくなっている自分のパンの出来上がりが待ち遠しい。
焼きあがったばかりのパンを食べてみてください。
おいしいですよー!そりゃあもう!
習い始めたばかりのころは、家で待っている家族へ持って帰って一緒に食べようと思って、持ち帰っていましたが、クロワッサンを焼いたときのことクッキングスクールの先生が、「焼きたてのパンを食べれるのはここだけよ♡ パン屋さんでいくら焼きたてって書いてあっても、少し時間がたっているからね。」と…。なんて誘い上手な先生でしょう。その誘惑に負けて食べたときのあのクロワッサン、おいしかったぁ~。その味をまだ追及?するため、クッキングスクールに通い続けているのでした。




看護師長 土路生