2012年5月31日木曜日

第6回 「嘆きのイップスとシャンク」

皆さんは、ゴルフというスポーツをされたことがありますか?

小さな子供からかなりの年配になっても行え、年齢差があっても同じフィールドで楽しめるスポーツです。私自身も始めてから30数年、上手くもならずただただ楽しんでいます。

最近では、石川遼君とか宮里藍ちゃんとかコマーシャルなどに出てくるので、

「かっこいい」

とか

「可愛い」

こんなプロゴルファーを目にすることが多くなりました。いまどきの女子プロはスタイルも良く可愛い選手が多くなり、テレビ観戦も見ていて楽しいですね。私としては、もっと勝ってもおかしくないと思っているのに最近勝てない諸見里しのぶちゃんを応援したくなりますね。それと先月、フジサンケイクラシックで初優勝した大江香織ちゃんは、明るくて笑顔が可愛い子でいいですね〜。この香織ちゃんが、最後に約1mのパットを外してダブルボギーにしてしまいました。でも優勝したからよかったけどね。

この距離1m、プロでも外すことがあるのだったらアマチュアが外しても当たり前と思われるでしょうが、私が経験し今でも少し悩んでいる『イップス』と呼ばれる恐ろしい魔物はグリーン上に潜んでいます。1mではなく30cmのパットが入らなくなるのです。この魔物は、体を縛りつけ、腕を動かなくするのです。練習では何ともないのにコース上では動かなくなり、カップを外してしまいます。でもこいつはまだいい2回ぐらい打てばなんとか入ってくれる。


しかし、この次にやってきたのは悪魔でした。それが、『シャンク』です。こいつは厄介で、グリーン近くになってやって来てひどい時はグリーン周りを一周してやっとの思いでグリーンにオンするのです。自分では、目の前のグリーンへ乗せようと打つのですが、不思議なことにクラブのシャフトの根っこに当たり右斜めに飛んでしまうのです。

そんな私が、ある時新市クラシックゴルフコースでプレイしていて、5番ホール池越えのショートホールに来た時でした。悪魔が囁いたのです『シャンク シャンク シャ〜ンク』とティーショットを池に入れ、池の手前からショットを打つと右斜めに飛び再び池へ、何回打ったでしょう、7回かな?もうパニックです。もうゴルフになりません。

悪魔が囁きだしてから数年になりますが、今では、『正しいシャンクの打ち方』を伝授できるほどになっています。いつでも連絡をしてください伝授します。魔物と悪魔に取りつかれて数年、やっと解き放たれつつある兆しがありますがなかなか解放してくれません。

最近、息子がゴルフの練習に連れて行ってくれということがあります。一緒にコースに出る日が来ることを楽しみに待つとともに、魔物と悪魔に立ち向かいながらゴルフを楽しみたいと思っている今日この頃です。

放射線室長 鉾崎