2015年6月10日水曜日

第112回 「日本最南端の島」

私は、以前、横浜の病院で診療に当たっており、地域医療診療に当たる機会がありました。

いくつかの離島の選択肢がありましたが、私は『波照間島』の離島医療を2週間選択し、この島の魅力に魅了されたので、この場をお借りしてご紹介したいと思います。

(出典:Google Map)
(出典:Google Map)
(出典:Wikipedia)



『波照間島』 


日本最南端の有人島であり、最果てのウルマ(珊瑚礁)という意味から波照間島(はてるまじま)という名前が来ているとのことです。面積は12.73平方km、人口516人(2013年3月31日時点)、周囲が14.8㎞。緯度が低く周囲に人工的な灯りが極めて少ないため、日本国内では南十字星を好条件で観察できる数少ない島です。この島に2週間もいたため、いろいろとご紹介したいところが多くありますが、今回はその中でも厳選してご紹介します。 

アクセス

一昔前には、飛行機が飛んでおり、波照間空港が稼働しておりました。しかし、現在、空港は閉鎖されており、交通手段は石垣島からの高速船のみとなっております。1時間ぐらいかかるのですが、この船、かなり揺れます。そしてよく欠航します。あまりに揺れるので、ゲロ船と呼ばれたりも・・・。でもこれも乗り切れば、やっと目的地の波照間島に到着できます。


『ニシ浜』

まず、波照間島で行っていただきたい場所です。日本一美しいビーチともいわれる有名なビーチです。沖縄では北のことを「ニシ」と呼ぶそうなので、波照間島の北に位置しています。光の加減から透き通った海の碧さを見ることができ、「ハテルマブルー」と言われています。日によって海の色の見え方が違うそうです。カップルで行くにはベストです。もちろんおひとり様で行っても大丈夫です。

出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)

出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)



『うるま家』



出典:Ishigaki.in(http://www.ishigaki.in/view-hateruma-urumaya.html)
海で遊び疲れて、日も暮れてきたのでそろそろ宿に。 
泊まる宿は絶対ココ!!かなり人気で空きがないことも しばしば。

ものすごく気さくでフレンドリーなご主人がいます。

基本的に朝、夕食付です。かなりシャイなそこのあなた!
波照間島の宿は、食事がほとんど「ゆんたく」と言われるものです。みんなで集まってワイワイ言いながら食事を食べるので、シャイな人でも大丈夫。すぐに打ち解けられます。私は、2週間波照間島におり、ほとんどこの宿での宿泊でした(あまりに人気で途中2泊程度は他の宿に泊まらないといけませんでした)。ほとんどの宿泊者が波照間島は1泊でしたので、毎日いろんな人と「ゆんたく」をし、多くの人と親しくなることができました。横浜に帰ってから、そこで知り合った方と「波照間飲み」なんてものもしたぐらいです。

私は2週間もいたため、その宿の主と化しており、そのうち新しい宿泊者さんをお出迎えや案内、「ゆんたく」の際の自己紹介などの進行をするようになっていました。。。。(笑)。ここに長くいて訪れる人をみた印象として若い女性の一人旅が多かったです。やはり日々の雑踏に疲れて皆さん癒されにくるのでしょうか。なんと「ゆんたく」中に「今日、私、誕生日なんです!!!」と宣言した彼氏持ちの20歳代女性もいました(そこにいた全員で全力で心配しました)。

また、プロポーズを「ニシ浜」でして結婚したというご夫婦もいらっしゃっており、その話で盛り上がり、 大の大人6人程度で夜の「ニシ浜」に繰り出したりもしました。
また、ご主人のご厚意で幻の酒「泡波」をふるまっていただけることも。。。。
この「泡波」は市場にはほとんど出回りません。なぜかって?この波照間島の酒造所でしか作られないからです。そして、ときどきしか売店などの店の店頭に並ばず、並んでも島の人や観光客がすぐに購入しなくなります。100mlのミニチュアボトルで320円程度で買えますが、波照間島以外で買うと5-6倍以上のプレミア価格が付きます。
出典:沖縄離島専門(http://ocean21.ti-da.net/e3779873.html)
一升瓶をお目にかかれた人は奇跡かもしれません。
ちなみに「ゆんたく」ではほとんどお酒が伴います。私も、ほとんど毎日「泡波」を飲んで飲んで飲み続けました。次の日に研修報告をする日だったので、たった一日だけ飲まない日がありましたが、ご主人と宿泊者のみんなから「大丈夫?具合でも悪いの?」と心配されました。














『南十字星』

あとこの島で忘れてはならないものとして、「南十字星」があります。
うまく時期を見計らっていかないと観測できません。私がいったときも観測できませんでした。というか星空がほとんど見えませんでした。その代り、幻想的な月明かりを見ることができました。街灯などはほとんどありませんでしたが、月明かりのおかげで電灯なしでも歩くことができるぐらいでした。デートスポットとしてもかなりお勧めです。
出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)

こんなに明るい月明かりでした
出典:RETRIP(https://retrip.jp/articles/3898/)

『波照間診療所』 

一応、地域医療研修に行ったので、医療的な話を.....。島の中心部にある島唯一の診療所です。ここにしか島内には医療機関がないため、内科~外科、小児~高齢者まで様々な患者さんを診ることになります。医師一人、看護師一人、事務一人でやっており、平日はほぼ毎日診療しています。沖縄県内の病院で研修を行い、その後離島医療に従事すべく派遣されているかなり優秀な若手の先生がいらっしゃいました。緊急処置・手術が必要な場合はヘリを呼び、ヘリ搬送で石垣島の病院などに搬送していました。

万が一、旅で具合が悪くなっても安心です。

方言などがあり、なかなか診療上悪戦苦闘したところもありましたが、2週間の最後の方ではなんとか溶け込んでいたのではないかと思っております。
唯一覚えている方言は「アガー!」(訳:痛い!)です。

このように素晴らしく、見どころばかりの波照間島です。まだここでは挙げきれていない旅の美談・失敗談・笑い話などありますので、ご興味あれば、串原まで声をかけてください。

ぜひ皆さん一度「波照間島」に行ってみてください。必ずや忘れられない旅になると思います。

脳神経外科 串原

※写真出典等、問題があればご一報下さい(Mail: info@teraoka-hosp.jp)

2015年5月30日土曜日

第111回 「神様」

みなさんは神様を信じますか?

宗教ではなく、八百万の神様です。

私はこの八百万の神様の話は好きで、文庫本を探すときも、八百万の神様ネタはつい買ってしまいます。どこがどう好きなのか説明できませんが、いるかもしれない、いてほしい・・と思うのです。

現実にいるかどうかと聞かれたら、いないと答えていました。今までは。


私は結婚して府中に住んでいますが、近所に【かながみさん】といわれる小さなお社があります。

大きな木に寄りそうように作られた小さなお社で、狐の神様が祭られているときいています。このかながみさんですが、失くしたものを探してくれる神様で有名なのです。

『えー?偶然じゃないの?そんな無くなったものが出てくる訳ないじゃん?』

私もそう思いました。が、本当でした!

私の息子が小学1年生の時、体操服が一式なくなってしまい、学校も家も通学路も全てさがしても見つからない、お友達が持って帰ってもいない、運動会が近いのに体操服がない、で困っていたら、おばあちゃんが『かながみさんへいってみる』といいだしました。

『かながみさん?なにそれ。』

当時私は知らなかったので、お義母さんが何を言っているのか理解できなかったのですが、次の日、小学校の教頭先生が花壇の脇に落ちていた体操服袋を発見して届けてくださったのです。

『え。偶然じゃない?』

まだ信じられなかったのですが、息子は大切なものをよくなくしたので、そのたびにかながみさんにお願いしていました。全部次の日くらいにでてくるのです。極め付けは、旦那さんが『パスポートが見当たらない!』と騒ぎだして、二人かかりでスーツケースの中も鞄の中も引っ掻き回すほど探したのですが、出てこないので、旦那さんは『かながみさんに行ってくる・・・』と肩を落としてお願いにいきました。私もパスポートはまずいな、どうしようか・・と心配していたのですが、帰ってきてすぐに、考えられないような場所から出てきたのです。

これには驚きました。旦那さん曰く、『お参りしてすぐピンときて、ああ、あの袋の中を見てみようと思った』と。そのあとも、息子は事あるごとにかながみさんへお願いに行ってはお世話になっています。

かながみさんのお礼には油揚げをお供えするのですが、その油揚げもだんだん高級品になりました。友達にこのことを話したら、やはり同じように見つかった!というのです。

こりゃあ、本物だ!と調子に乗って、無いと思ったら何でもかんでもお願いしにいっていました。

『またおまえか!しらぬ!』といわんばかりに出てこないこともありますが、参拝する人は結構いるようで、管理をされている方が、油揚げが野良猫に荒らされると言っていました。

かながみさんが八百万の神様かどうかわかりませんが、大切なものがなくなってしまい困っている方、ダメもとでいってみてはいかがでしょうか?きっと助けてくれますよ。。。

臨床検査室  安原 

2015年5月20日水曜日

第110回 「町内役員活動に参加して」

高木町に住んで、7年になります。
高木町は、1班から20班まであり、私が来た時は、20班は、6軒でしたが、今では16軒です。
そして、なんと今年、20班の班長が回ってきました!!

「高木町は、行事・祭りが多いよ。」

とは聞いていました。頑張るしかありせん。

祭りは、「稲荷神社23夜祭り」が、毎年1月・5月・9月の23日の日の3回、「卯の祭り」、「夏祭り納涼大会」、「皇子神社秋季祭典」、「とんど祭り」と7回あります。

今回、大きい行事の「稲荷神社23夜祭り」の役が回ってきました。7年に1回自分の班に担当が来るそうです。説明を受けましたが、よく解りません。まず、20班で分担し7グループで、高木町全部の家を回り、寄付金を募ることです。2軒ペアとなり、1グループ51件位を回ります。この時、初めて知ったのですが、高木町は、全部で351軒もあるのです。気が遠くなる思いでした。

まず、稲荷神社がどこにあるのか?割り当てられた51件の場所がわかるのだろうか?

5月の連休に、隣の方とペアとなり、朝9時から出発し、12時30分位までかかり集金に回りました。「不在時は、2回は回って下さい。」の指導の元、高木町の地図と名簿を手に、行った先で、次の家を教えてもらいながらです。途中、雨が降りだすハプニング、一旦、傘を取りに家に帰り、また出発です。

不在の家が、10軒以上あり、日を変えて、再度、訪問した時のことです。最初のように、1人は、名簿を、もう1人は、地図を持ち、「どこでしたかねえ?」と言いながら歩いていました。すると、庭の手入れをしていた人が、「オリエンテーリングですか?」と声をかけてこられました。他の人からみると、滑稽で、まさにオリエンテーリングをしているように見えるのでしょうね。51軒は、全体のまだ1/7なのに、3時間30分かかりました。

普段は、車を使用してしまい、歩くことのない私にはいい運動でした。また、通ったことのない道を通ったり、知らなかったお宅を訪問し、40人以上の方とお話もできました。

普段は、家と職場を行き来する生活でしたが、方向音痴な私には、いい勉強になりました。

 班長は、町内の行事もありますが、婦人部の活動も平行してあります。4月初旬のことです。「次の婦人部の総会は、5月15日ですよ。」と連絡係りさんよりメールが入りました。てっきり、4月にメールをもらったので、4月の15日と思い込んでしまい、決められた時間に集会所に行きました。しかし、電気もついていないし、別の集会所だと思い、連絡係りさんに急いでメールで場所の確認をしました。場所は合っていました。「おかしい。」すると、連絡係りさんより二度目のメールがあり、「今日ではありませんよ。5月ですよ。宜しく。」自分でもおっちょこちょいと自覚していますが、恥ずかしい、情けない1日でした。

地域の班長となり、2ケ月目ですが、色々なことを教わります。職場でもそうですが、地域の多くの人に支えられ、助けられていることを感じます。地域の皆さん、声を掛けて下さり、ありがとうございます。感謝しています。

看護師長 藤原(療養病棟)

2015年5月9日土曜日

第109回 「大人の水遊び」

最近、昼間は暑い日々が続いています。
先日、子供を連れて“せら夢公園”に行ってみたのですが、子供たちが「キリ噴水」(地面から霧のように噴水が吹き上げる)で楽しそうに遊んでいる姿をみて、自分も一緒に遊びたい衝動にかられてしまいました。ぐっと我慢しましたが、一時水遊びにはまっていたことを思い出しましたので、「大人の水遊び」と称してご紹介したいと思います。



○ラフティング
御存じの方も多いと思いますが、ゴムボートに乗って行う激流下りで水遊びの中では一番多く有名な遊びだと思います。1艘のボートに7人(スタッフ1名)乗って、激流や難所を乗り越えていくのが楽しくて、うまく漕がないと難所ではひっくり返ることもあります。少しこわいけどそれはそれで楽しいと思います。

何度か行きましたが、やはり雨が降った次の日が水量も多く面白いです(中止になることもありますが)。

近くなら、徳島・吉野川(大歩危・小歩危)、足を延ばすなら、京都・保津川や岐阜・長良川、和歌山・北山川などがあります。コースもいろいろあって、半日コース、一日コース、ファミリーコース、他の水遊びとの組み合わせ(コンボ)もあります。


○キャニオニング
体一つで川の流れに沿って渓谷(キャニオン)を下って行くいわゆる渓流下り(沢下り)です。三郎滝のように天然岩のスライダーを滑ってみたり、滝壺のプールで泳いだり、ロープを使って渓谷を横断したりと少しアドベンチャーな遊びです。

だんだん顔が無表情になってきた女の人を見たことがありますので、女性の参加は慎重に考えた方がいいかもしれません。下りは重力に身を任せるので体力はいりませんが、落差を見ることになるので高所恐怖症の方はお薦めできないです。

近くなら、徳島・吉野川支流の渓谷、愛媛・滑床渓谷、足を延ばすなら、関西では奈良県・和歌山県や滋賀県にあります。


○シャワークライミング
キャニオニングとは反対に、下流から上流に探検するいわゆる沢登りです。天然シャワーを浴びながら上流を目指します。キャニオニングとの遊びの違いは、岩場の遊び方で、シャワークライミングではロープで体を確保してもらって滝をよじ登っていくところでしょうか。上りなので、楽しむにはやはり少し体力が必要です。

最近は、キャニオニングとセット(川を上ったり下ったり)になっていることも多いようです。


○カヌー、カヤック
カヌーとカヤックの違いは、水を漕ぐパドルの違いで分かれるようで、水をキャッチする部分(ブレード)が片方だけのものをカヌー、両方についているものをカヤックと呼ぶようです。
初めてではなかなか思うように進みませんが、のんびり進むのもいいし、パドルで水をかけ合って遊んでもいいし、自分の好みで選択できます。二人乗りもあります。

徳島県・吉野川はもちろんのこと各地でやっています。


○筏下り
立った状態で手すりにつかまって、連なった筏で川を下ります。古来より切り出された木材を川の流れで運んでいた「筏流し」を観光用に再現したものです。

全国でも和歌山・北山川だけです。


○ケイビング
洞窟探検です。川遊びではありませんが、夏の暑い日はひんやりして気持ちいいかもしれません。
近くなら風戸穴などの岡山県、ハチ北高原などの兵庫県などがあります。
少し遊ぶなら近隣の吉野川、足を延ばしてじっくり遊ぶなら奈良・和歌山、夏季休暇を利用して贅沢に遊ぶなら北海道(スケールも違うし、景色も違うので面白い)ですが、現実的には吉野川でしょうか。

天気のいい日に大自然の中での水遊びは最高です。ただ大人の遊びだけに少々お値段がかかりますが、保険料も込みで、日頃できない体験から得られる充実感を考えると、納得の価格かもしれません。

ラフティング協会の宣伝みたいになってしまいましたが、まだ体験していない方はぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。



消化器外科医長 花畑

2015年4月30日木曜日

第108回 「年に一度の大冒険」

年1回のリフレッシュ休暇を利用して、友人と時々海外へ出かけます。

今回は、同じホテルの予約ができず、最寄り駅も違うため、現地では待ち合わせ場所に自力で行くしかないという・・・  (д・)// キャーーー

なにせ中学英語以下の私の英語力、電子辞書を握りしめ「はじめてのお使い」並みの不安感で出国しました。(友人は英語・ドイツ語OK)

行き先は、クリスマスマーケットで賑わうドイツ・ニュルンベルグ!!

とっても寒くて、とってもキレイで、とっても美味しい料理、地域で違うビールの味!!
クリスマス時期もいうこともあり、どこの教会でも聖歌隊のイベントがあって、生活にキリスト教がしっかり入っているのだなぁ~と感じました。

ニュルンベルグを起点に、ローテンブルグ、バイロイト、バイロイトを列車で移動。

友人と一緒だととってもスムーズ。


ですが・・・

いざ1人になると、

さっきは買えたはずの列車のチケットが買えない。←きっと何かが違う


似た駅名なので降りると違う駅。←尾道と新尾道くらい違う

時間は真夜中近く・・・人もほとんどいない。列車もほとんど来ない

このままホテルに帰れるのか?! NO!野宿!!


英語力が・・・なんて言ってる場合じゃない!!
「はじめてのおつかい」のテーマソングが頭の中で流れてきます。もう電子辞書・地図・筆談、総力戦のなりふり構わずに聞きまくりの私、そんな、とっっっても挙動不振な私の話を一生懸命聞いて教えてくれるドイツ人。

なんとかNO野宿で過ごす事ができました。

そうしている内に、少しづつですが、躊躇せず話かける事ができるようになり、どうにかなるもんだなという、楽観的な(図太い?)考え方になっていきました。


帰りのバス停を教えてくれた、バスの運ちゃん

列車の中で少し話した学生さん

ドイツ語ガイドしかないから、英語で内容教えてくれた参加者のご夫婦

レストランの席を譲ってくれた老紳士


ありがとう。
あなたたちのおかげで、とっても楽しい休暇が過ごせました。

さぁ~次はどこ行こうかな! (その前に英語力上げろと言われそう・・・)


医療機器管理室長 郷丸


2015年4月21日火曜日

第107回 「いざ台湾へ」

私の海外ツアー第2弾は、 『台湾』 でした。(数年前の「ハワイ」に引き続き)


台湾の何に興味があるわけでもなかったのですが、昔の建造物?歴史を知るうえでは1回は行ってみるのもいいかなぁ~という程度でした。

超高層ビルの『台北101』(高さ509.2m、地上101階、地下5階)に続き、『故宮博物館』へ行ってきました。例のあの 「白 菜」 ですが、知らない人は本当に何がいいのか!?と思われるかも知れませんが、その白菜を見るために、長蛇の列・で、それにも驚きでした。


そして、『忠烈詞(ツォンリエツー)』。将兵や志士の英霊を祀り、本殿は北京の大和殿を模した宮殿で、1時間毎に行われる衛兵の交替式に本当に注目・注目・注目でした。


現地ガイドさん言わく、

「日本のおば様連中が、一番目を輝かすのが、この衛兵の交替式」

だそうです。(「またまた、嫌よね~おばさんは、でもそんなことはないよ」と思いながら)





でも、そのおば様パワーに圧倒されてみると、何と一番前に一緒に旅行してる私の友人が、一生懸命携帯で写真を撮ってるじゃないですか!!!

「えーっ?このこと・・・!?」

と思ってまたまた見ると、一緒に行進しながら動画で撮ってるじゃないですか!!!




『ステキ~!かっこいい人達よねぇ~!』

見る目もキラキラ輝いて、おそるべし「台湾衛兵達」でした。

そして、『九扮』へも行きました。。(海を臨む山の斜面にかつて金鉱の町として栄え、細い石畳の道沿いに家、家が軒を連ねる独特の風景) 映画「千と千尋の神隠し」で、湯婆婆の屋敷の舞台となったところですね。




歴史を肌で感じ、そして今急速に発展をとげている台湾。
まだまだ魅力がいっぱいでした!
グルメ&ショッピング(私は買い物に興味がないのですが)そして観光満載です。

ぜひ皆さんも一度は訪れてみてください。


・・・って、私は観光大使でもなんでもないですよ(笑)

副看護部長 中村(本館3階)

2015年4月10日金曜日

第106回 「早春の三冊 Part.2」

あっという間に四巡目ですね。光陰矢のごとし、ですか。

この原稿ではいつも、ついついディープな世界に入りそうになるので、今回はさわやかに(?)「早春の三冊」 part.2 です。
またまた本の話かよ~、と思われるでしょうから、今回はコミック(早い話が漫画ですね)のお話し。
例によって早春にふさわしいさわやかなコミック、などを紹介するはずもなく、素直な性格のボクが選んだ、あまり素直でないコミック三選です。

1)「大阪豆ゴハン」 サラ・イイネス(イネス)作 文庫版全6巻
サラ・イネス(イイネスから改名)さんといっても、フランス人とかアイルランド人、というわけではなく、生粋の日本人女性。どうやらイネス・ドゥ・ラ・フレサンジュという元祖スーパーモデルが好きで、このペンネームになった模様。

このコミックのキーワードは 「大阪弁」 「猫」 「モータースポーツ」 (何のことやらわからないでしょね)などなど…。大阪に住む湯葉さん一家を中心にした日常生活のユル~イ物語。モータースポーツ、というのは主にWRC( World Rally Championship)という世界最高峰のラリー選手権の選手たちの話が欄外にちりばめられ、登場人物自体が(往年の)有名ラリードライバーのパロディーになっています。主人公の「湯葉さん」というのは、ユハ・カンクネンという選手で、愛車も知る人ぞ知るランチア・デルタ…という具合。でもこのコミックの肝は、こてこての大阪弁を操る一風(二、三風?)変わったヒトビトの生活をリアルに描いているところ。このひとのコミックでは、「誰も寝てはならぬ」(全17巻)という傑作もありますが、やはり大阪弁がスゴイ。これらの本になじむと、たとえ一流デパートでの買い物でも「で、ほんまはなんぼになりまんの?」とつい聞いてしまいそう。



2)「バーナード嬢曰く」 施川ユウキ 作 まだ一巻目

学校(高校かな?)の主に図書室を舞台にして、わずか4人の登場人物による本に関する会話がほとんど。名著・名言がたくさん出てくるけど、全く深くも、教訓的でもない「感動の青春コミック」。

主人公の町田さわ子からして、自分のことを「バーナード嬢」と呼べ、と他人に強要するのだが、「え、あれはバーナード嬢でなくて、バーナード・ショーなの?」という人物。この女子を恋する(??)遠藤君、遠藤君を恋する図書委員の長谷川スミカ(小学生の頃からのシャーロキアン)、SFおたくの神林しおり、の4人でほぼすべて、の世界だが、それぞれのキャラクターとその会話がうーーーん、何というか良い!ただそれだけ。



3)「百日紅(さるすべり)」杉浦日向子 上・下巻

江戸時代を描かせたら右に出る者なし、杉浦嬢の快作。

浮世絵師の葛飾北斎とその弟子達が主人公で、まさに爛熟した文化・文政の江戸を描いて見事。北斎(完全にじじいですね)とその娘で、弟子でもあるお栄、いそうろうの善次郎、歌川国直、同居のイヌ・・・達の織りなす江戸の長屋生活が素晴らしくリアル。書き散らかした紙の散乱する画室(住処でもある)の絵一枚見ただけでこの人の非凡な才能があふれているのが分かる。妖艶な娘や粋なにいさん、さまざまな動物から、生き生きとした竜、鬼達、そして幽霊まで、この人の絵はこんなに凄かったのか〜、と感動。続きがもっともっと読みたかった!!惜しいヒトを亡くしたものです。

以上、健全で健康な方々の日々の糧としてふさわしいコミックを3種、ご紹介申し上げました。読んでみて面白くなくてもボクは全く関知しませんのであしからず。ではでは。


病院長 武田