2021年5月20日木曜日

第278回 「笑い」について

 

皆さんはしんどいときや疲れたとき、どんなことで気分を癒したり、リフレッシュしていますか??私にとっての癒しは「笑い」です。

私はお笑いが好きで、よく漫才やコントをテレビやユーチューブで見ます。

最近はお笑い第7世代という若い世代の芸人たちが出てきてお笑いブームが再来していますね。私が一押ししているのは“ぼる塾”という3人トリオの女芸人です。このぼる塾は「しんぼる」と「猫塾」というコンビ同士が結成したもので、本当は4人組なんですが、1人が育児休業中のため現在3名で活動中、トリオで売れてしまったとういうニュータイプのお笑いトリオです。見た目も破壊力があって面白いし、ネタも面白いです。是非チェックしてみて下さい。

思い返せば子供の頃からお笑いが好きで、志村けんやダウンタウン、とんねるずなどを見て育ちました。中学生になると、幼馴染と二人、家族や同級生に「吉本に入る」と宣言し、日々漫才の研究や松本人志などの芸人の自伝を読みあさるなどして過ごしました。梅田花月に行き吉本新喜劇を生で見たこともありました。けっこうその頃は行動的で、友達とコンビを組み漫才のオーディションを受けに広島市内まで行ったこともありました…。

これは若手発掘オーディションみたいな感じのものでアマチュア漫才師たちがライブハウスのような所でネタを披露するという、結構本格的なオーディションでした。司会も吉本の芸人「二丁拳銃」でした。あの頃は怖いもの知らずな田舎の少女だったので、今思えばよく応募したな~。と笑えます。ちょっとした遠出ぐらいの軽い乗りでオーディションに参加した私たちは他の大人たちとの実力の差を見せつけられ撃沈したのでした。何とかネタは披露しましたがそのときの記憶は緊張しすぎてほとんどありません。賞はもらえなかったものの、観客からは田舎の少女たちがなんだか頑張っているので同情してくれたのか温かい拍手をもらうことができました。ですがそれ以降は「吉本に入る」という熱が冷めて行ったのは言うまでもありません。

お笑い芸人を目指さなくなった今でも、お笑いは私を元気にさせてくれます。笑うことで脳の活性化が促される、免疫機能を高めるというのはよく聞かれたことがあると思います。

笑うだけで元気になれば安いものですが、これからも出来るだけ笑顔で、毎日笑って過ごしたいなと思います。

手術室 重政