2016年12月20日火曜日

第165回 「最後のプレゼント」

てらおか井戸端情報2回目の投稿です。

特に自慢する趣味もなく過ごしています。
前回はSMAPのコンサートの事を語らせてもらい、今回はSMAP解散となる事を語らせていただきます。

今年は2年に1度のコンサートがあるはず・・・と、とても楽しみにしていました。なのにSMAPコンサートの話題ではなく、ジャニーズ事務所からの脱退??いろいろな波紋を起こしながら何とか落ち着いたと思ったら今度は解散!!

どういうこと!!<(`^´)>

いつかは解散という日が来るとは思っていたがいざ“今年で解散”と言う言葉が出るととても残念!とても悲しい!!(>_<)どのグループも解散となると解散コンサートするのにそれもない。解散にあたり会見もない。

SMAPファンの一人として「解散は残念だけれど決まったことだからしかたない!」せめて会見で5人仲良く?今の思いを伝えてほしいし、最後のコンサートをしてもらい一緒にはじけたかった」と思うのです。

私の一番好きな曲♪「夜空ノムコウ」

歌詞の

「あれから僕たちはなにかを信じて来れたかなあ、夜空のむこうには明日がもうまっている」

の部分は未来に向かって進んでいく感じがでていて好きです。

♪「がんばりましょう」は落ち込んでいる時に聞くとほんとに頑張れる気になれ、♪「世界に一つだけの花」もつい口ずさむ曲です。

歌はうまいとは言えないけど私にとっては癒しで、コンサートやテレビで楽しませてもらい、私の“若返り”の源でした。

これからの私は“老ける”ばかりですが今年最後までSMAPファンで応援したいです。皆さんもご存知の事と思いますが12月26日のスマスマは5時間スペシャル!一瞬も瞬きする事なく、感謝の気持ちで見ます!

看護主任 堀江(外来)

2016年12月14日水曜日

第164回 「高校野球の面白さ」

私はスポーツをするのが大好きで水泳、サッカー、ラグビーと打ち込んできました。もちろんそれらのスポーツを観るのも大好きですが、観戦していて一番面白いのは野球だと思います。中でも高校野球の面白さは際立っていると感じます。広島に来て広島カープの人気の高さに驚かされますが、ここでは高校野球の面白さをかなりマニアックにお伝えしますのでお付き合いください。

①時間制限のないゲームの特性(高校野球は7回の攻撃終了で試合成立。プロは5回)

野球好きなら誰でも知っている「野球は9回2アウトから。」という格言があるように、最終回の3アウトを取るまで試合の結果はわかりません。サッカーなら2点差、ラグビーなら8点差以上ついてアディッショナルタイムに入ると結果はほぼ変わりません(もちろん例外はありますが)。一方で抑え投手がいない高校野球において終盤の大逆転は稀ではなく、贔屓の高校の大量リードに安心してテレビを切り、夜に熱闘甲子園を見ると贔屓の高校が負けていたということが何度もあります。

そして見出しにも書いたように7回まで試合が進まないとどんな状況でも試合が成立しません。有名なところでは2003年夏の全国大会、駒大苫小牧-倉敷工で、駒大苫小牧が8点リードの状況で降雨ノーゲームとなり翌日の再試合で駒大苫小牧は敗退しております。その悔しさをバネに駒大苫小牧は翌2004年に全国制覇を果たすわけですが。

さらに残酷な事例が今年の夏に起きています。2016年夏の沖縄大会準々決勝、浦添商-小禄は、7回終了時点で小禄がリードしておりました。8回表に浦添商が逆転に成功し、8回裏の攻撃中に雨足が強まり、審判は試合続行不可能と判断しました。結果は7回終了時点でリードしていた小禄の勝ちとなりました。勝っていたのに負けるというこの理不尽なルールは改善の余地があると思ってしまいます。


②名物監督の存在


高校スポーツ全てに言える事ですが選手は毎年入れ替わります。高校野球なら一人の選手が甲子園に出場可能なのは春、夏合わせて最大で5大会となります。お気に入りの選手の3年間を地方大会からチェックしていくのも楽しみ方の一つです。ですが更に高校野球にハマるために監督に注目することをお勧めします。

強豪校の監督は長く同じ学校を率いる事が多いので顔が覚えやすくベンチでの仕草や談話での受け答えに人柄が見て取れ、応援したくなったり、逆に嫌悪感を覚えたりして感情移入がしやすくなります。また、それぞれの監督で采配に特色があり、バントを多用する高校、逆に強攻策を多用する高校、機動力を重視する高校、継投策を多用する高校、エースに全てをかける高校、と様々です。この高校(監督)の野球は面白い!と感じたら翌年もその高校が出てくるか気になるようになり、その高校の予選の結果が気になるようになっていきます。

そして強豪校の監督が辞め、別の高校で指揮を執るようになると、その監督を招聘した高校が強くなり、初出場を果たす事もしばしばあります。監督の異動(移籍?)によりその県の勢力地図が大きく塗り替えられるわけです。初出場や数十年ぶり出場の高校を見かけたら、監督の経歴をチェックしてみてください。

まだまだマニアックな高校野球の楽しみ方は提供可能ですが、皆さん飽きてきたと思うのでこの辺で閉じさせていただきます。

昔はかなりの情報量を頭に入れて持ち歩いておりましたが、最近は秀逸なマニアのサイトや朝日新聞のサイトから手早く情報が取り出せてしまうので、記銘力低下に拍車がかかっております。以下に高校野球中毒になれるサイトを紹介しておきます。

【1】全国全試合スコア速報掲示板

高校野球マニアの管理人が運営するサイトで過去の記録や名勝負の裏話など知りたい事がだいたいわかります。ただし2016年選抜大会を最後にデータが更新されておりません。また、サイト内の掲示板では全国のマニアが地方大会の結果を速報したり、各自意見を戦わせています。

【2】 バーチャル高校野球

朝日新聞のサイトで、全国大会や地方大会のライブ中継を無料で配信していますので大会期間中は非常に役立ちます。過去の記録も【1】より見やすいです。

脳神経外科医師 三浦 啓介

2016年11月30日水曜日

第163回 「加賀屋体験談」

リフレッシュ休暇を利用して今年は北陸新幹線開通で賑わいをみせている金沢、能登半島に行ってきました。

能登半島には20代の頃同僚と二人で行ったことがあります。
ツアーを申し込んでいましたが急遽キャンセルとなり慌てて自分たちで宿を探したため、和倉温泉では民宿のような宿がやっととれました。
翌日二人で散歩に出かけ海沿いを歩いていたら海辺に面した素敵な旅館が目に留まりました。加賀屋でした。

「今度来るときは是非、この旅館に泊まりたいね。」

と同僚と話した事を今でも覚えています。

この度、念願叶い「加賀屋とぐる~り能登半島周遊3日間」ツアーに参加しました。
旅行2日目の夕方、お待ちかねの加賀屋に到着です。従業員のお出迎えを受けまずはお部屋に案内されお抹茶と和菓子のおもてなしです。お抹茶をいただくのも久しぶりで心が落ち着きます。一息ついた後、“湯番頭”の解説付きの「館内美術館巡り」に参加しました。
人間国宝の作品、日本刀や輪島塗、九谷焼など石川、能登の伝統工芸が館内の至る所に飾ってあり、旅館なのに美術館では?と思えるくらい美術品の多さに驚きました。中でも一番感動したのは能登渚亭の12階までの吹き抜けの壁を飾る加賀友禅「四季の花」です。

これは梅、桜、藤、牡丹などの花が描かれた加賀友禅を壁画風に貼付け、シースルーエレベーターから眺めることができ見せ方にも趣向を凝らしてありました。

芸術品を堪能した後はお待ちかねのお食事です。部屋食ですがこちらの希望でテーブルと椅子で用意してくださいました。能登の食材をふんだんに使っていてまさに豪華絢爛でした。初めて口にする「干し口子」はなまこ一本から糸の細さくらいしかない卵巣を何本も重ねて陰干しして作られた珍味。まさか頂けるとは思わずビックリしました。他にも加能ガニ、治部煮、能登牛の朴葉焼きなど名産の数々を出していただきどれもおいしかったです。器は輪島塗と九谷焼でした。

食事の後は雪月花歌劇ショーを楽しみ、お風呂にゆったりと浸かり加賀屋での夜はふけていく…。敷布団はエアウィーブで寝心地良くてぐっすり眠れました。翌日は七尾湾が一望できる空中露天風呂に入り雄大な自然を眺めゆったりした気分を満喫しました。朝食の後、出発までの短い時間ですがホテルの近くを散策に出ました。

北陸の気候を思わせる小雨降る寒い朝でしたが玄関先には宿泊客を見送る華やかな着物姿の若女将が記念写真のシャッターを押すなどのもてなしに努めていました。私達もお願いしてシャッターを押してもらい良い想い出となりました。

出発の時間となりバスに乗ると仲居さん達大勢でお見送りをしていただきました。加賀屋で有名なシーンですが実際に体験すると心地良いものです。

幸せなひと時を過ごせたことに感謝します。

プロが選ぶホテル32年連続第一位、確かにそう実感できるホテル加賀屋でした。

食事の写真

食事の写真

検査室 山岡

2016年11月19日土曜日

第162回 「やっぱり犬派」

今回、井戸端会議2回目の投稿となりました。

前回は「我が家のセラピー犬」として愛犬のミミを紹介しましたが、今回もミミちゃんを紹介したいと思います。犬種はパピヨンです。

昨今の猫ブームで猫関連のテレビが放送されて、猫グッズもいろいろ販売されていて犬派としては、ちょっとさびしく感じています。やっぱり犬派でしょう。

我が家のミミちゃんも11月末で10歳をむかえます、人間で言うと56歳になるとのこと。最近では、明らかに目の周りの毛も白いところが増えてきて、「歳をとったなあ」と感じているところです。最近は、ハードなボール遊びは控えていますが、雨の日も元気よく散歩に出かけています。散歩していると季節の変化を肌で感じることができますよ。夏は暑くて、冬は寒くて大変ですが・・・。

最近、何気なくインターネットを見ていると11月1日は「犬の日」と載っていました。 
犬の鳴き声である「ワン(1)ワン(1)ワン(1)」にちなんで社団法人ペットフード協会により1987年に制定された日本の記念日だそうです。だったら猫の日は何日かな?と調べてみると猫の日もしっかりありました。日本の猫の日実行委員会が1987年に制定した記念日で、2月22日でした。猫の日も「にゃん」「にゃん」「にゃん」と日本語の「2」「2」「2」の語呂合わせにちなんだものだそうです。

また、最近知ったのですが、サンリオキャラクターのキティちゃんの誕生日も、11月1日だそうです。

次に「犬の名前ランキング2016」をみると、今年は、スイーツの名前が人気だそうで「チョコ」が1位を獲得、2位は「モモ」、3位は「モカ」。やっぱりミミちゃんはランキング外でした。

男の子は「コウタロウ」と「レオ」が同票1位、3位は「チョコ」だそうです。

また、人気犬種ランキング1位は「プードル」、「トイプードル」で、「パピヨン」は、残念なことに16位。
でも、飼いやすい小型犬人気ランキングには、6位に入っていました。(*^_^*)








看護主任 前原(本館2階病棟)

2016年11月15日火曜日

第161回 「活動量計を使ってみました」

はじめまして。
内科の城戸です。

卒業以来、運動習慣のない生活を続けてきたため、体を動かす必要性を年々感じるようになっていたところ、前から気になっていた活動量計を初めて買ってみましたので、今回はその使用経験をご紹介したいと思います。
活動量計とは、要するに昔の万歩計が少し進化したような代物です。

■早速ですが一か月分の記録を元にしてグラフを作るとこんな感じになりました。


実際の測定項目は

歩数、歩行距離、運動した時間(分)、運動による消費カロリー、安静時も含めた24時間の総消費カロリー、エクササイズ(Ex.)、脂肪燃焼量

の7種類でした。

しかし、この内の移動距離や脂肪燃焼量などは歩数やエクササイズを元にした計算値の様です。なので、実際に役に立ちそうな項目としてグラフで示した3つに絞ってみました。

エクササイズ(Ex.)という項目は分かりにくいかもしれません。
大雑把にいうと、
 運動強度×運動時間
で活動量を表したもので、厚労省が予防医学の一環として推奨する測定方法のため各メーカーもそれに合わせて設計しているようです。 

ちなみに、たいていの機種はメモリが7日間や14日間のものが多いようです。それ以前のデータは上書きされて消えてしまいますが、今回選んだ器械は30日間と余裕があり、データのバックアップを少しぐらい忘れていても安心です。 

さて、グラフを元にして考察をすこし。
■記録がゼロの日(下三角の印)があるのは、朝の出勤時につけ忘れたためです。
途中で気付いた時に、 

「一日分損をした!」

と感じている自分がいました。
誰も損をしているわけではないのに...

ただ器械をつけて過ごすだけ。ついでに、せっかく測ったんだから月に1回か2回はデータを記録しておこう。こんな簡単な動作だけでしたが、いつの間にか運動へのモチベーションができ上がっていたようです。 
「習慣は第二の天性」なんて言った人がいるそうですが、そんな高尚なものではなくて きっと「せっかくスタンプを押してもらったからまたあのお店に行こうかな」くらいのきっかけで変化が得られるようです。

おまけとしてこの日の消費カロリーをみると当然運動はゼロなので、自分の基礎代謝の量を知ることもできました。

■グラフが突出している日が二か所あります(星印の日)。 
どちらも休日に家族で山歩きに行った日でした。 
最初のピークが宮島の弥山(みせん)、(上りは博打尾コース、下りは紅葉谷コース)
二つ目が総社市の鬼ノ城山(きのじょう)でした。(奥坂休憩所~東門~西門~ビジターセンターへ)

弥山(535m)のほうが鬼ノ城山(397m)より高いのに、歩数はわずかに、Ex.の方でははっきりと後者の記録が良いようです。 

おそらくこれは、 現地までJRを利用したので、駅から登山口までの距離で差ができたのが主な原因のようです。
その他に、山道のような状況では運動量をうまく測定できなかった影響もあるのかもしれません。 (取扱説明書にも“階段運動や自転車運動では誤差が大きい”とありました。自転車派に方には活動量計は使えないようですね。)

■最後に、丸印をつけた3日は平均的な日よりも少しだけ歩数が多かった日です。 このうち真ん中の日は平日でした。 思い出してみると、夜の院内研修会の開始まで時間があったので、病院の周りを散歩したのが良かったようです。(すぐ近くに気になるお好み焼き屋さんがあったので今度行こうかな)


ともあれ、この日のように 平日にいかに歩数を延ばすかが今後の課題になりそうです。

長くなりましたが、機種選びの参考になれば幸いです。

え?スマホでいいじゃん、って? 

確かに後で調べてみると、スマホアプリにも便利なものが、色々あるようです。しかしガラケーな私には全くわかりません。 ということで、活動量計の紹介とともに自己紹介とさせていただきました。 

テュリャ テュリャリャ♪

ではまた。

内科医師 城戸

2016年10月29日土曜日

第160回 「お城」

今回は、今年から始めた僕の趣味について書いていきます。

これまでも色々手を出していき趣味を増やしていこうと努力していましたが、なかなか思うように長続きせず休みの日は何をしようかと考えるだけで一日が終わっていました・・・

そんなある日、後輩からある誘いが!!!!!

「お城興味ないですか??」

わざわざ休みの日に見に行くほどでもないかなあ~と、思っていたのですがその日は特に予定も無かったので仕方なく付いていきました。

ここで後輩から、また一つ提案が!!!

「100名城スタンプ押しませんか?日本には偉い人たちが決めた100個のお城があるんです。それを全て制覇したら記念の賞状がもらえるんですよ(笑)」

せっかく行くなら何か目的がないと面白くないと思ったので、提案に乗ることに!!

本を一冊買いました。




記念すべき一つ目のお城はここです。



備中松山城です。
日本で一番高い場所に築城された山城です。こんな高い場所に作るのは大変だっただろうなーと思い関心。その時代の城攻め戦略を考えるとワクワクしてしまいました!!

 

その他、津山城、鬼ノ城と2箇所をまわり1日終了。


 
























100名城北は北海道の根室半島チャシ跡群、南は沖縄の首里城!!
制覇するまで何年かかるのだろう・・・でも案外楽しい!

この趣味、長続きしそうです!


臨床工学技士 佐藤

2016年10月22日土曜日

第159回 「2019年ラグビーワールドカップにむけて」

私自身、高校から社会人なってからも数年間ラグビーをしていた事もあり、今でもラグビーファンの一人です。

2019年に日本でラグビーワールドカップ(以下W杯)が開催されます。
これってすごいことだと思いませんか?

いや、すごいことなのです!!


でも、マイナースポーツなのでこの気持ちが伝わる方は少ないと思います…。
マイナースポーツである理由として、ルールが複雑で分かりにくいからだと言われています。確かに、今何の反則でプレーが止まったのか?理解できない場面が多いと思います。

しかし、日本ではマイナースポーツかもしれませんが、実はラグビーは世界的に見ると非常に人気のあるスポーツで、ラグビーW杯はオリンピック・サッカーW杯に次ぐ、世界三大スポーツイベントとも言われています。

日本のラグビーは、アジアでは敵なしの強さなのですが、W杯ではとにかく勝てず1995年には、攻撃型ラグビーのニュージーランド相手に145-17というW杯史上最多失点で敗れた歴史もあります。

「ありえない~!!まるで大人と子供の試合じゃないか!!」

が、当時の感想で世界との差を痛感し、戦略以前に、体格差とパワーがものを言うスポーツだと実感しました。

しかし最近では、2015年第8回ラグビーW杯イングランド大会で、日本が世界ランキング3位の強豪、南アフリカ代表に歴史的勝利「ラグビー史上最大の番狂わせ」と言われた試合があります。その理由は、日本のこれまでのワールドカップでの成績は通算1勝21敗2分で予選リーグを突破したことすらありませんでした。日本が唯一勝利したのは1991年第2回大会のジンバブエ戦でした。それ以来24年間も勝ったことがありませんでした。

一方の南アフリカは、W杯での優勝が2回、2位が1回で参加した大会は全て予選突破しており、W杯での通算成績は25勝4敗のラグビー大国。
ところがいざ試合をしてみたら、最後の最後に逆転トライで日本が勝利したわけです。

ラグビーというのは相手と実力差があるときには、弱いチームが勝つことがほとんどない、つまりジャイアントキリングが起こりにくいスポーツと言われます。そんな中で、W杯で1勝しかしたことのない国が、W杯を2度制覇した国に勝利したのです。

その勝利の陰には、日本の指揮官エディージョーンズヘッドコーチの存在があります。
世界一過酷と評される練習量で(練習時間は早朝6時から暗くなるまで)、体の小さい日本人に徹底した肉体改造を行い、当たり負けしない体作りをしました。守りでは相手の突破を止める重心の低いタックルを次々と決め、攻めては日本ならではの連続攻撃で打開を図る戦術で、日本は2015年のW杯で3勝もしたのです。惜しくも予選敗退はしたものの、日本は劇的に強くなったのです。

これは2019年の日本大会で応援しない手はありません、細かなルールを知らなくても、

「いけ~ 抜け~ 押せ~」

でいいのです。
ラグビーは球技と格闘技のミックスされたような競技で、守備ではボールを持った選手をタックルし倒してもよい。攻撃ではボールを持った選手は自由に走り、相手にぶつかりながら突進するなど迫力あるプレーが魅力だと思います。

これからの日本チームの活躍が本当に楽しみです。2019年W杯日本大会が成功することを心から祈っています。

看護主任 近藤(本館2階)

2016年10月11日火曜日

第158回 「シンバ」

私の現在の癒しはペットのシンバ(名前は♂のようですが♀)です。
ミニチュアダックスとトイプードルのミックス犬です。

子犬の時のシンバ

忘れもしません、3年前の6月30日のことです。
息子2人と息子の彼女2人が、お風呂でコソコソと何かをやっていました。
ふと、覗いてみると小さな子犬を洗っていました!!

「何しょうるん!?!?!?」

ビックリして思わず叫んでしまいました。


たしか、その前日に熱帯魚を買うためにペットセンターに行き、可愛い子犬を見つけて

「かわいぃ~~!」

と、一目ぼれした子犬がいました。
一緒に行っていた息子達(彼女も一緒)も、

「可愛いな~、可愛いな~!」

とずっと見ていました。

まさか、翌日にその子犬を買って来るとは思ってもいませんでした。

今まで、動物といえばハムスターくらいしか飼ったことがなく、自分の家で犬を飼うことになるとは...、不安でいっぱいでした。

とりあえず次男の部屋で飼うことに決めて、ケージを組み立てたり、餌やおやつをセッティングし、何とか形になりました。

しかし、何もかも初めてのため、しつけの方法もわかりません。
ネットで検索したり、犬を飼っている人に聞いたりして、しつけてはいましたが、「息子が飼ってる犬だから、まぁいいや」と軽く考え、可愛い小物を買ってやっては「可愛い」「可愛い」と楽しんでいました。

飼い始めてから5ヶ月後に次男が結婚して出て行ってしまうとは、思いもせずに...。
長男は小さい頃から動物が苦手で、ハムスターさえ触れないのです。
結局、私1人で世話をすることになってしまいました。


現在のシンバ

1階のリビングにケージを置き、私とシンバの生活が始まりました。
仕事から家に帰ると車のエンジンの音でわかるらしく、家の外にも聞こえるくらい

「早く遊んで~!」

と吠えまくっています。

家に入ると、ケージから飛び出してしまうんじゃないかと思うくらいジャンプして待ってくれていて、出してやると走り回って喜んで、私のあとをついてまわります。その姿がとても可愛く、1日の疲れがふっ飛んでしまいます。

私には、2歳と1歳の孫がいるのですが、もう少し大きくなって一緒に散歩できればいいなと、楽しみしているところです。

医師事務作業補助主任 尾高

2016年10月3日月曜日

第157回 「僕の楽しみ」

誕生日に兄からこんなものが送られてきました。



5歳の甥っ子が描いてくれたメッセージカードです。



そして、これが3歳の姪っ子が描いてくれたメッセージカードです。




二人が一生懸命描いてくれたと思うと、なんだか優しい気持ちになります。


住んでいるところが遠いため、年に数回しか会えません。

会うたびに新しいことを覚えて、成長してくる甥っ子と姪っ子。

夏には一緒に花火をしたり、かき氷を作りましたが、

次は何をして遊ぼうか今から楽しみです。

医事課 髙橋

2016年9月22日木曜日

第156回 「ポケモンを探してGO!!」

7月22日から日本でも「ポケモンGO」の配信が開始になりました。

世界中で社会現象にもなっている「ポケモンGO」がどのようなものなのか知りたくて、僕もスマホに「ポケモンGO」をインストールしてみました。

実際にゲームをされた方は分かると思いますが、簡単に説明すると町中にいるポケモンを捕獲して育てる。そして、他のプレイヤーとバトルをして経験値を稼ぎ、レベルを上げていくというゲームです。

ポケモンを捕獲するためには、モンスターボールというものが必要になってきますが、このモンスターボールを集めるためにポケスポットという所に行ってボールを集める必要があります。そのポケスポットはマクドナルドや郵便局、お寺や神社、オブジェなどに多く設定されています。




僕が、モンスターボールを集めるために散歩した印象としては、府中は郵便局やお寺、お地蔵さんなどに多く設定されているように感じました。

このたび、「ポケモンGO」を始めて、ポケモンを探したり、ポケスポットを周っていると、今まで気にして見ることがなかったお寺やお地蔵さん、オブジェなど多くのものを発見することができ、近くにこんな物があることに感心させられました。その時、「ポケモンGO」を作っている人の意図に気づいたような気がしました。作っている人の思いとして、身近にあるこういった素晴らしい物や建物などを、みんなにもっともっと知ってほしい、足を運んでほしいという熱い思いが込められているのかなぁと思いました。「なるほどね!」と思いながら、その後もポケモンを探していると、この前、初めて首無地蔵にたどり着くことができました。今まで行ったことはなかったですが、夕方ということもあり、とても眺めが良く、いい所だなぁと思いました。

しばらく景色を眺めていると、たまたま住職さんらしき人と話しをする機会があり話しをしました。その方の話しでは最近、昼夜を問わずお寺の駐車場に車が止まっていたり、敷地内を散歩している人が増えたということでした。首無地蔵はお寺であり、お墓参りの人も来るので、はっきりとは言いませんが、その方の話し方から少し困っている印象を感じとりました。

その方と話しをした後に、夕日を眺めながら「ポケモンGO」について考えていました。「ポケモンGO」をすることで、散歩をして健康的に過ごしたり、今まで知らなかった古くからある建物やお寺、オブジェなどを知ることはとても良いことだと思います。そこに、作った人の意図もあるのだと思います。

しかし、ポケモンを探すという目的でお寺や神社などに行くのは少し違う感じがしました。お寺にはお墓もあり、家族を亡くした方が多く訪れます。また、神社など神聖な場所には、造った時や造った後からも色々な人の思いなどが込められているので、人によっては不愉快に感じる人も多くいると思います。そんな場所に、スマホを片手に遊び半分で訪れるのはよくないなと思い知らされました。

また、ポケモンを探して歩くことは悪いことだとは思いませんが、ゲームとはいえ現実の世界を歩くわけなので最低限のモラルをもって楽しむことが大切だということを考えさせられた残暑の厳しい今日この頃でした。




看護主任 安部(本館3階病棟)

2016年8月30日火曜日

第155回 「kyutoちゃん」

寺岡記念病院 栄養管理室のイメージキャラクターの「kyutoちゃん」は、患者のみなさまや、地域のみなさまの食生活を健康的なものにする妖精です。

食を通じてみんなを健康にする元気な女の子♥
移動手段は主に魔法の泡だて器!

食事バランスガイドをモチーフにしたポシェットをかけて、みんなのところへ健康を届けに行きます。






栄養管理室 フィンガーファイブ

2016年8月20日土曜日

第154回 「ありがとう!ツン・デレが魅力」

我が家に猫がやってきて、9月で5年になります。
流行に全く縁のない私ですが、昨今の猫ブームに乗っかり、猫関連のテレビがあると、つい見入ってしまいます。今までは、犬派だと思っていましたが、猫のかわいさに、どっぷり漬かってしまいました。
生後2ヶ月くらいで来た当初は触ることもできず、健診に行く時は、キャットフードをキャリーケースに入れておき、中に入ったところで「今だ!」と蓋を閉めるという、一瞬の勝負で、何とか獣医さんのお世話になっていました。脅えた眼で見つめられると、我が家に来たのが間違いだったのかな?と思ったりして。

いつになったら触れるのかなぁ~と不安と期待が交錯しながら3ヶ月が過ぎました。

ある日、おやつジャーキーを持っていた時、ゆっくりと猫が歩み寄り、何とジャーキーを手から食べ出した。そーっと背中をさすってみると逃げることもなく、初めて撫でることができて大感激。ベルベットのような手触りに再感激。これを境に猫の態度は一変し、抱っこをねだったり、布団に潜り込んできたり、足元に擦り寄ってきたり、かわいさ満点です。

知人からもらった雑種の女の子ですが、トイレ管理に失敗なく、食べ散らかすこともなく、襖や障子を破ることもなくて、お行儀の良い猫ちゃんです。ただ、小心のため、チャイムや電話が鳴ると、ソファーの下や机の裏に隠れたりして怯えています。

外出する時は、「お留守番なの?」と言っているかのようにじっと見つめられ、帰った時は、足元にゴロンと寝そべりお腹を出して「撫でて、ブラッシングして!」とねだるような仕草をします。体中を撫でまわし、抱っこして顔をスリスリ。本当に癒されます。けれど、度が過ぎると、お決まりの猫パンチが飛んでくるので、要注意。
この、ツン・デレが魅力なんだよなぁ~。

毛づくろいする姿や、うたた寝する姿を見ていると気持ちが穏やかになり、腕枕で寄り添われると、猫もくつろいで、私もくつろいで、「家に来てくれてありがとう❤」と頭を撫で撫で。

そんな安らぎを与えてくれる猫ちゃんに感謝・感謝です。





看護主任 臂(本館3階)

2016年8月10日水曜日

第153回 「落語のお話」

外科の浦久保です。

私は多趣味で、前回はジャズについてお話しました。
今回は落語です。落語といっても古典落語です。

学生の頃、実家に帰るとなぜか興津要さんという人が監修した「古典落語」の文庫本があり、毎晩のように読んでおりました。実際に声に出して読むと寄席の雰囲気が出るもんですな。

「時そば」「火焔太鼓」「道灌」「青菜」など題名を聞いただけで粗筋がわかる方はかなりの通です。

最近はyoutubeなんぞというものがあって手軽に落語が聞けます。同じ演題でいろいろな方が演じているのですが、これがまたそれぞれに個性が出ていて面白うございますな。

楽しく聞いているうちに、はっと気づいたことがありました。

それは、ジャズとの共通点です。

ジャズにもスタンダードナンバーがありますが、演奏者によって全く違うものになります。

例えば、「朝日のごとくさわやかに」をいろんな演奏者で聞き比べるとわかります。

落語も好きな演題があってそれをいろんな落語家で聞き比べるもよし、気に入った落語家の高座をあれこれ聞くのも面白いですよ。

また、ジャズメンには落語好きが多く、同じく落語家にジャズファンが多いのもこんな共通点があるからでしょう。ちなみに古今亭志ん朝はジャズドラムの名手でしたよ。

最近はまってしまったのが「瀧川鯉昇(たきがわ・りしょう)」という落語家です。独特の雰囲気があり、聞きやすく、感心しますよ。「鯉昇」という名前もいいじゃありませんか。めったにTVに出る方ではありません。でも全国的にファンはいるようです。

私、カープも「鯉昇」も応援しています。

外科部長 浦久保

2016年8月2日火曜日

第152回 「熊本へボランティアに行ってきました」

平成28年4月に発生した熊本地震で震度7を観測し、甚大な被害を受けた熊本県益城町。

寺岡記念病院の藤原地域医療科部長を中心とした寺岡記念病院ボランティアチームで定期的に被災地支援を行なっています。


藤原医師は2週間毎の被災地訪問を継続していますが(藤原医師のバイタリティーには本当に驚かされてばかりです・・・)、私も2回ほど参加させていただきました。

益城町にある避難テント村へ出向き、藤原医師を中心とした専門スタッフによる医療福祉相談や住民との触れ合い、栄養面での支援等を行なっています。



栄養面での支援では、新市町で採れた野菜(職員が畑で作ったり、ガーデンテラスで採れたり)を持参し、野野菜サラダや生春巻きを現地で作って提供しています。


普段、配給の弁当や菓子パンしか口に出来ない皆さんから非常に好評をいただいております。




もし、新市町で災害がおきたら、その時、自分は「父として夫として何ができるのか?」「地域住民として何ができるのか?」「寺岡記念病院の職員として何ができるのか?」「専門職として何ができるのか?」いろいろなことを考える機会になっています。本当は、日頃からこのようなことを考える必要があるのでしょうが・・・。

藤原医師からは、この熊本へのボランティアのみではなく東日本大震災で被災した宮城県石巻市雄勝町への訪問等、防災・減災について非常に貴重な学びの機会をいただいております。

もし興味のある方がおられましたら、お気軽にお声掛けください。一緒に防災・減災さらに、そこから繋がる地域づくりまで一緒に考えていきましょう。

在宅支援室 主任 栗原

2016年7月20日水曜日

第151回 「私の家族」

結婚して9年目になります。。。(#^.^#)

娘は8歳、息子は3歳、主人は私より○歳年下でやっと30代、家族4人で暮らしています。この8年間、育児・仕事・家事に追われ、あっと言う間に過ぎてしまいました。

先日、息子の保育士さんが家庭訪問に来られ「わぁー生き物がたくさんいて動物園みたいじゃねー」っと言われました。

そこで、我が家にいるペット達の紹介をしたいと思います。

最初に家族になったのは、主人の趣味でもある熱帯魚です。
新築に最初に持ちこまれたのも長さ1m20cmの水槽でした。今は 40cm程度に成長したアジアアロアナにレッドテールキャット2匹が泳いでいます。この子達は肉食で時々は、エサ用の金魚を食べさせたり、子供達と一緒にコウロギやバッタ・カエルを探しては食べさせます。魚も世話をしてくれる人がわかるのか主人が水槽の前に立てると、そばに来るのです。私にとってはインテリアの一つでしかない魚ですが、魚たちの喧嘩や共食いはインテリアにもならず、困っています。

 

次に家族になったのが、トイ・プードルのラルフ君です。
臆病者で、よく吠えます。体重が約5キロ程度で足も長く、CMに出ているようなトイ・プードルとは違います。息子が生まれるまではリビングで暮らしてましたが、今はゲージの中にいます。しかもジャンプが得意でゲージを飛び越えてしまうために、ジャンプ防止に蓋がつき窮屈な生活をしています。得意技は、ボール投げです。投げたら必ず持ってき、機嫌のいい時は遊んでと言ってボール投げを要求してきます。名前を呼ぶと首を傾けるなど、体は大きいけどチャーミングなラルフ君です。


次は1年前に来た2匹目のトイ・プードルのモコ君です。
何気にペットショップに出かけ成り行きで娘がモコを抱いたのが事の始まりでした。娘のお願い顔に敗け、とうとうローンを組み、購入してしまいました。今回は定員さんに大きくならないか何度も確認して購入した結果、モコは2キロ程度のCMに出てくるようなかわいい子です。モコは次男犬だけに要領がいい子です。愛嬌があり好奇心旺盛のモコ君は、私の癒しです。



そして、次回の新しい家族の希望候補は、ハムスターかウサギを検討しています。
いい情報があれば教えてください。(^_^)/

これからも、家族やたくさんのペット達と仲良く暮らして行きたいと思う今日この頃です。

看護主任 山田(本館4階)

2016年7月9日土曜日

第150回 「この夏 オススメの場所」

内科の藤原です。

夏、子供連れで、あるいは3世代連れだって遊びに行くのに、いい場所を紹介したいと思います。 

前回、脳外科の串原先生が「3世代テーマパーク-みろくの里遊園地-」を紹介されましたが、今回は、新市町の北に隣接する神石高原町の仙養が原にある「神石高原ティアガルテン」をご案内します。

「ティアガルテン」とはドイツ語で、生きものの楽園」を意味し、「人と動物と自然の共生」をテーマに高原での暮らしを感じることができるテーマパークです。入園料が必要ですが、年間パスが1000円で絶対にお得です。

標高が700mなので、夏の暑い時期には、最高の避暑地になります。木陰に入ると、涼しい風が吹いてきて、木からつるされているハンモックに寝て揺られていると、時間のゆったりとした流れを感じることができます。

「ティアガルテン」に来たら、絶対に食べてほしいのが、ソフトクリームです。2種類あって、ジャージー種とブラウンスイス種の牛乳から作られており、どちらも大変美味です。

子供の遊び場としては、大きな芝生の広場、ツリーハウスと木の上のライブラリー、アイスクリーム作りの体験コーナー、「水辺の広場」、天文台、ログハウス、子牛・ヤギ・馬とのふれあいコーナーと、大人も十分に楽しむことができます。

隣の「ピースワンコジャパン」のドッグランでは、ペットを思い切り遊ばせることができますし、また、事務所では、「保護された犬の里親探し」をしていますので、関心のある方は是非お立ち寄りください。

最後にご利用をお勧めする施設を二つご紹介します。

一つは、100名規模で利用できる、バーベキューハウスです。在宅支援室では、昨年9月と今年の5月と2回、大バーべキュー大会を開催し、大好評でした。天候に関係なく利用でき、また、ゆったりとしています。今年の秋には、第3回目を開催しますので、ご期待ください。

もう一つは、ログハウスです。現在、一部のログハウスが改装中で、まきストーブの煙突を設置しています。夏のログハウスもいいのですが、冬場のログハウスでまきストーブというのも、なかなか味わえない体験ではないかと思っています。

そして、「ティアガルテン」では、高原マルシェ、雪まつり、ジャズコンサート等々といろいろなエベントが企画されていますので、Facebook を時々チェックしておいてください。


地域医療科部長 藤原

2016年6月30日木曜日

第149回 「わたしの楽しみ」

ビールの美味しい季節がやってきました。
また、仕事から帰ってもまだ明るく、緑の眩しいこの季節が私は大好きです。

庭が広いもので、若いときは生える草に難渋しましたが、今は何かと植えものを楽しんでいます。冬が終わり、昨年咲いた花がまた芽吹き、花を咲かせてくれたりすると、感動します。

もっか仕事から帰ると、ビールを片手に花に水をやっています。
解放感とすがすがしさに、まさに酔いしれます。
家の中から「声」がします。

「おかぁさん、晩飯まだぁ~」

と息子。

「今、水やり中!」

「今日は良い天気だから、花も喉が渇くんよ。枯れたらいけんしねー」

と私。

息子がしびれをきらしてやってきます。

「おかぁさん、言っとくけど俺の方が腹減って枯れそうですけどぉ」


今良いとこだったのに。仕方ない。と、現実に引き戻される私なのでした。

薬剤科 岡田


2016年6月20日月曜日

第148回 「おいでよ、山野へ」

井戸端会議2回目の投稿となりました。
前回は気になる事、はまっている事を気ままに語らせてもらいました。

今回は私の住む町「山野」について語ります。

私は地元、新市生まれの新市育ちですが、縁あって福山市最北東部の山野町へ嫁ぎました。
R182から加茂・油木線へ入り進んでいくと、新七曲トンネルが見えてきます。
段々、空気のにおいと味が変わりトンネルを抜けるとそこが山野町です。
山野町は周囲を豊かな山に囲まれ近くには鮎が釣れる山野川が流れています。一年を通して四季折々に美しい見どころがあります。 

春は、町を囲んで桜の花が満開になります。まるで、風と桜の花びらがダンスをしながら私達を出迎えてくれるようです。山に登って桜の木の下でお弁当を食べるのもおススメです。

夏は川でいっぱい遊んで小さい魚を追いかけた後、キャンプ場で一晩過ごすのもおススメです。又、山に入ってカブト虫・クワガタ虫・セミを捕まえたりするのも楽しいです。

秋は山が赤・黄・オレンジに紅葉し山野じゅうスケッチにもってこいの場所になってきます。モミジやイチョウの葉っぱがちらちら落ちてきてお土産に持って帰るのもおススメです。

冬は雪が積もると辺りは白と黒の水墨画の世界になります。雪合戦や雪だるまを作って遊ぶと楽しいですよ。たき火をして暖まるのも最高です。

この時期(6月)に入ると山野の川辺ではホタルが見られます。ホタルの幻想的な光は私達を癒してくれます。又、山野では色々な種類の野鳥を見る事ができます。山野でよく会える野鳥はサギ・キビタキ・メジロ・ウグイスなどです。山野は野鳥の宝庫です。バードウォッチングを趣味にしておられる方は是非、山野を訪ねてみてください。

山野にはおいしい木の実や野草も沢山あります。キイチゴ・びいびい・たじんこ・ゆすらうめ・たけのこ・桑イチゴ・山びわ・山ブドウ・山栗・くるみ・山芋・銀杏・寒イチゴなどです。薬草も沢山あります。スミレ・スギナ・カラスエンドウ・ショウブ・ドクダミ・オオバコ・シソ・アオジソ・ヨモギ・クコ・ノアザミ・カリン・アケビ・ツユクサ・ワラビ・マタタビなどです。

山野に流れる小田川では鮎が釣れます。鮎はエサでは釣れません。おとりの鮎を使って釣ります。これを「友釣り」といいます。鮎は山野川漁業協同組合が放流しているので勝手に釣ってはいけません。山野町内の「鑑札販売」の看板が立ててあるところで、入漁料を払ってから釣ってください。夜間は危険なので釣らないでください。

又、山野では古代からの歴史が今に残り大切に受け継がれています。昭和24年に広島県の天然記念物に指定された「矢川のクリッペ」や「上原谷石灰岩巨大礫」などです。歴史スポットとしては「石ぐろ塚」と言われる古墳や「岩屋権現」「戸屋ヶ丸城跡」「馬乗観音」などがあります。山野民族資料館は明治25年に山野村役場として建築された建物で明治期の和風役場遺構としては福山市近郊唯一の建物です。昭和初期頃までの昔の暮らしの中で使われていた道具が保存してあります。又、奈良時代の木簡のレプリカも展示してあります。

観光には「山野水力発電所」「こっとん村の水車」「山野峡県立自然公園」「竜頭の滝」などもあります。ドライブやハイキングを兼ねて来てみて下さい。

イベントとしては「山野峡山開き」「ほたる祭り」「ふれあい夏祭り」「八幡神社秋祭り」「水車と語りん祭」「ふるさと祭り」「お月さんの祭り」などがあります。興味のある方は是非一度お越しください。

このように見どころ満載の山野へ おいでよ、ぶらり旅に。







看護主任 川相(本館4階)

2016年6月11日土曜日

第147回 「魅力の里」

今回は、こちらに赴任してきて感じた大変魅力のある里をご紹介したいと思います。
え?なんとなくわかるって?

そうです、「みろくの里」です。

http://www.mirokunosato.com/より引用
関東では、「ディズニーランド」や「ディズニーシー」、「東京ジョイポリス」、「キッザニア」、「浅草花やしき」、「富士急ハイランド」などなど挙げれば切りがありません。これらを利用し楽しんでいた私も、「みろくの里」の魅力にメロメロになりました。 

まず、3世代テーマパークと謳っているところです。ストライクゾーンが広いだけに、ご家族誰と行っても楽しめます。「いつか来た道」エリアなどは、懐かしすぎて私なんかは「なんじゃこれ?」ってわからないぐらい古いものもあります。 

あと、駐車場が広いことです。かなりのキャパシティーなので、車を止められなかったことがありません。

さらに、小さい子供と行っても、乗れるアトラクションが必ずあります。よく、小すぎて対象年齢外でアトラクションに乗れず、仕方なくパレードだけ見る……なんてこともありません。満足いただけること間違い無しだと思います。 

さらにアスレチックゾーンなど積極的に体を動かくアトラクションがあることです。子供からしたら、ずっと遊んでいられます。

さらにさらに、レストランが豊富にあることです。混んでいる日付でも、かなりの席・店舗があるのでそこまで待ちません(少しは待つかもしれませんが)。 また、疲れた時は、温泉施設もあるので汗を流して帰られます。 帰るのがめんどくさくなったら、泊まれます。

夏なんかは、プールもありますから、みなさんどうぞ。 

また、地方の遊園地でよくあるのが、ずっとアトラクションが変わらない……などですが、「みろくの里」は違います。よくNewアトラクションやゾーンができます。このアトラクション改定のペースはディズニーリゾートと張っているぐらい高頻度でしょうか(ちょっとい言いすぎでしょうか。) 

え?
なんですって?
またニューアトラクションができるって? 

そうです!なんと、2016年7月16日から「カード迷路ぐるり森大冒険」と「ウォーターショット」ができるみたいです!


http://www.mirokunosato.comより引用
これは行くしかないですね!
今年の夏も熱くなりそうですね!!
ぜひ皆さん一度「みろくの里」に行ってみてください。 

脳神経外科 串原

2016年5月31日火曜日

第146回 「ひまわり」

「ひまわり」といえば、夏に咲く花の「ひまわり」を皆さん思い浮かべると思います。
今回はその花の「ひまわり」のお話、ではなく、私の愛犬、名前「ひまわり」の事を少し紹介しようと思います。

ひまわりと出会ったのは今から6年前くらい、小さなペットショップに行った時のことでした。犬を飼う気はなかったのですが、たまたまその日はオスとメスの二匹のトイプードルの兄妹がいました。

メスのトイプードルが、まるで「連れて帰って」と言っているかのように、目をウルウルさせて私を見つめてきました。その大人しくて、人見知りしそうな、かわいいトイプードルがひまわりでした。
私はそのトイプードルの可愛さに惹かれ、なぜかその日に飼うことを決め、メスのトイプードルを連れて帰りました。その後に悲劇が起こることも知らずに。笑

ひまわりという名前の由来ですが、その日の帰り道に決めました。
花の「ひまわり」のように元気に大きくなってほしい、なんて素敵なエピソーではありません。帰り道にたまたま目に入った、スーパードラグひまわりの看板。それを見て「あ、ひまわりにしよ。」それだけです。

まだ生後4ヶ月で可愛いく、連れて帰ったその日は家の中を探り探り歩いてとても大人しくしていました。

次の日、私は仕事だったので、ひまわりをゲージに入れ、一人ぼっちにして家を出ました。仕事中もひまわりのことが気になり、仕事が終わったらすぐ家に帰りました。

ここからが悲劇の始まりでした。

ゲージに入れたはずなのに、ゲージから出ている。おそらくよじ登って脱出。部屋のゴミ箱をあさって、散らかし放題。ひまわりのトイレシートも噛みちぎってぐちゃぐちゃ。おまけに部屋の真ん中にウ○チ…。ひまわりは何事もなかったかのように元気に走り回っていました。笑

あの、ペットショップで見たおとなしくて、人見知りの可愛いトイプードルはどこへ?まるで別人、いや別犬です。ひまわりは猫をかぶっていたのです。まんまと騙されました。

そんな悲劇が何ヶ月か続きました。生き物を育てるって大変だなと実感。

でも、そんなやんちゃなひまわりですが、私が帰ってきたら一番に近寄ってきます。疲れた時はその甘えてくる姿に癒されます。やっぱり可愛いです。あんな悲劇を起こされましたが、なんだかんだ可愛すぎて憎めません笑

現在のひまわりはというと、最初の頃に比べるとかなり聞き分けの良い子になりました。が、たくましく成長してトイプードルなのに規定のサイズより少し大きくなってしまいました。特技は訪問者に吠える。番犬には最適です。あとはジャンプ、私の肩まで飛びます。かなりの脚力です。前足の脚力もすごいため、散歩の時は逆立ちして散歩するのです。トイプードルと言えばちょこちょこ歩いてお散歩というイメージでしたが…全く違います(泣)

逆立ちを直そうとしてもなかなか直りません(泣)

どなたか、逆立ちを直す方法教えてください~ヽ(;▽;)ノ

トイプードルの事になるとまだまだたくさんエピソードが出てきて終わりそうにないので、今回はこの辺で…。

放射線室 楢崎

2016年5月23日月曜日

第145回 「北海道好き2」

てらおか井戸端会議2回目の投稿です。

前回は、「北海道好き」というテーマで、今までの北海道旅の思い出を振り返り、「ジャンボリー参加を夢見て仕事をがんばります」という文章で締めました。

その後、第5回目の北海道旅行・2014年ジャンボリーへ参加してまいりました。
ジャンボリーとは、2年に1度札幌で開催される、俳優・大泉洋が所属する事務所『オフィスキュー』の楽しくおバカなイベント。

この事務所は、ご存じの方もおられると思いますが、あの伝説的テレビ番組【水曜どうでしょう】に出演していたミスターこと鈴井貴之が会長、ミスターの奥様・鈴井亜由美さんが代表取締役です。

『オフィスキュー』は、所属アーティスト鈴井貴之・TEAM NACS(森崎博之・安田顕・戸次重幸・大泉洋・音尾琢磨)・オクラホマ(藤尾仁志・河野真也)・小橋亜樹・北川久仁子・大下宗吾・NEXTAGE・月光グリーン・Chima・綾野ましろ、そして従業員30名程度の事務所です。

決して大きいとは言えない小規模で地方にある『オフィスキュー』のイベントに私も含め多くの人々がやってきます。「ジャンボリーが開催される3日間は、道内はもちろん道外全国からも人が集まり、北海道にお金をたくさん使って下さり有難いです。」と帰りのタクシーの運転手さんが仰っていました。

アーティストの知名度もNACS以外は、だれですか?って感じでしょう。
ほとんどが北海道で活動されているタレントさん方です。

全国区になりつつあるNACSさえも北海道でのみ放送されるレギュラー番組があります。地元を大切に思う、そしてレア観満載な『オフィスキュー』の小さくても地方でも全国から集客するパワーはすごい魅力だと思います。

ジャンボリーの模様はDVD発売されていますので、ご興味のある方は是非購入してご覧ください。究極にバカバカしいイベントです。

2014年、私の二泊三日北海道旅はジャンボリー初日に参加し残り2日間はゆっくり夏の北海道を楽しみたく色々と計画したのに、悪天候と戦う2日間となりました。北海道旅の初日、新千歳空港に着いた時の天候は晴れ。しかし1日目の午後から曇り空、2日目は札幌のホテルをチェックアウトし建物から出た瞬間より雨が降り始め、その日はずっと大雨。




2日目の宿泊先は洞爺湖で洞爺湖中央の中島に渡りエゾシカに会いたいという私の願いは叶わず、青空と青い洞爺湖を見ながらゆっくり露天風呂に入るという予定も冷たい雨にうたれグレーな洞爺湖を見ながらのお風呂。そして最終日も朝から新千歳空港に着くまでずぅーっと雨が続きます。 

私は自他共に認める雨女です。そして、ジャンボリーに出演していた『大泉洋』も雨男です。なので北海道滞在中の雨は当然であり同行してくれた友人へそっと心の中でつぶやきましたスミマセンと。 

そして2014年から2年が経ち、今年2016年7月札幌でジャンボリーが開催されます。 
今年も私は北海道に行きます♪今年のジャンボリーは10年ぶりに大泉洋が総合プロデュース、そして大泉洋がつけた今回のタイトルは「仲間」~親愛なるあなたへ。 

今年こそ晴天な夏の北海道が楽しめることをココロより願い☆2回目の投稿を終わります。

『どうでしょう』好きにはたまらない新千歳空港にあったオブジェ。

何の迷いもなく写メしました♪



看護主任 片山(回復期リハビリ病棟)

2016年5月11日水曜日

第144回 「潮干狩」

最近、この時期になると毎年一度は潮干狩に行っている。
ひたすら砂を掘ってあさりを探すだけなのだが、なぜか楽しい。宝探しをしているような気分なのだろう。

私は、兵庫揖保郡の生まれで、子供の頃は新舞子という瀬戸内海に面した潮干狩場に時々連れて行ってもらいました。ここは大きな潮干狩場で、船で貝を撒いていて、皆がある程度採れるよう取り計らってくれているようです。
一昨年、久々に新舞子に行ってみました。わざわざ高速道路を使って2時間かけて行ったのですが、あまり採れず、食べる段階では3分の1が死んでおり、残ったあさりもあまり美味しくなく非常に残念な結果でした。(しかも、ギックリ腰になるというおまけ付き)。

今年は近場で検索すると、向島(尾道市)の他に、内海町(福山市)の内海大橋を渡ったところの田島でもできることが分かり、先日家族で行ってきました。干潮の一時間半前を目安に向かいましたが、既に狭い側道にたくさんの車が路駐していました。やや出遅れ感を感じながら、意気込んで宝探しを始めましたが、なかなかあさりが見つかりません。見つかっても小さめばかりで、場所を変えたりもしてみましたが、残念ながら小さいあさりしか採れませんでした。あっという間の2時間半、パチンコで勝てなかったようなモヤモヤした後味の悪さが残りましたが、妻はあまり期待していなかったようで、思ったよりたくさん採れたと喜んでいました。

連休の最終日だったので、その前に採り尽くされていたようでした。ここが天然の潮干狩場の残念なところです。砂抜きをして、(小さい中でも)小さいあさりはお吸い物に、やや大きめのあさりは酒蒸しにしていただきました。身は小さくてもその弾力と風味はなかなかのもので、天然ならではのお宝ではありました。

必要なものは、熊手、スコップ、バケツ、網くらいです。
潮見表で適切な時間を確認して、行ってみてはいかがでしょうか。

手術室部長 花畑(外科)

2016年4月30日土曜日

第143回 「釣りとヒッチハイカー」

4月に入り、気候も穏やか・・・桜はというと、もう葉桜へ変身!!
寒さも和らぎ釣りにはちょうど良い気候!!

先日、しまなみ海道を渡り“大島”へ釣行。最近は兄も私の影響で釣りを始め、一緒に釣行。釣り場へ行く前に、ちょっと釣具を揃えておこうと思い、釣具屋へ直行。道具もそろい、さあ出発!!と思いきや、知らない人が声を掛けてきて、

知らないお兄さん:
「尾道まで行きたいのですが、どうやって行けば良いですか?」

私:
「えっっ!!」

国道2号線近くの釣具屋だったので、

私:
「この道を真っ直ぐ行けば尾道ですよ」

と答え、ついでに

私:
「どこまで行かれますか?」

と聞いてしまった。

知らないお兄さん:
「歩いて、向こうに行こうと思ってます」

と答え、

再度、

私:
「えっっ!!」「ここから歩いたら、かなり時間がかかりますよ!20~30km以上はありますよ!!」
「ちょうど良い。これから僕たち、尾道方面へ行くので一緒に乗りますか?」

知らないお兄さん:
「良いですか?助かります」

と言われ、人生初のヒッチハイカーを乗せることに・・・。

車内での会話で、大阪からこられた方だと分かったが、それ以上はあまり喋りたがらない人だった。何だか、話を聞いていると訳ありの人のようだ。

内心、乗せるんじゃなかった・・・と思いながら、顔には出さないようにして・・・。
でも、心配になり、車の中でいろいろ聞いて・・・。

聞いていくうちに、本当は大阪に帰りたい・・・でも、トラブルがあってお金も携帯も無い・・・香川に知り合いがいるから、四国へ渡りたい・・・。

じゃあ、しまなみ海道じゃないだろ!!瀬戸大橋へ行け!!と思い、聞いてみたら、福山は初めてだから地理が分からないとのこと。

結局、しまなみ海道のサービスエリアまで送り、ジュース一本渡して、降りて行った。
その後の釣りは何だか、釣れる気もしない・・・そして結局、釣れない・・・。

今日の釣果は“知らないお兄さん”一人だけだった・・・でもキャッチ&リリース!

僕の釣りは、いつもこんな感じ!!でも止められない!!
ちなみに、帰りに知らないお兄さんを降ろしたサービスエリアには、誰も居ない。どこかに泳いでいったのか・・・お兄さん!!

通所リハ管理者 戸田(理学療法士)

2016年4月20日水曜日

第142回 「真夏のダウンコート」

ただひとり、氷上に立つ。
研ぎ澄まされた鋭い空気の中に音楽が流れると、華やかな別世界に吸い込まれていく。

ちょっと、ポエマーだったでしょうか(赤面)。

氷上の芸術でありながら、カテゴリーはスポーツ。フィギュアスケート。
アマチュア競技人口は未知数、ファン人口3,000万に及ぶプロ野球に比べると、競技人口3~4,000人程度のフィギュアスケートはマイナースポーツと言わざるを得ません。
またその複雑難解なルールは、フィギュアスケートに興味のない人(うちの夫とか)にとって「フィギュアスケートってスポーツなの?」といった、そもそも論すら発動してしまうほど。

もちろんフィギュアスケートはスポーツです。その優美さ、華やかさとはかけ離れた小数点下での得点争いがあります。2014年の世界選手権でショート1位だった町田樹選手を、フリー演技で羽生結弦選手がわずか0.33点差で逆転優勝したことは、フィギュアスケートが0.01点を競うスポーツであることを改めて世に知らしめた出来事だったと記憶しています。
フィギュアスケートにはシングル(男・女)、ペア、アイスダンスの4種目があります。ISUグランプリシリーズには、世界6か国(アメリカ・カナダ・中国・フランス・ロシア・日本)で開催される大会と、その6大会の上位選手が出場するグランプリファイナルがあります。時差に屈することなく勤務調整しながらTV放送やネット中継で(観られるものは)だいたい全種目を観ますが、特に男女シングルが好きです。

ショート、フリーでは構成上必要とされるエレメンツ(要素)が異なります。
ショートでは7つの要素(ジャンプ、スピン、ステップ)から成るプログラムで演技時間は男女とも2分50秒以内となっています。

フリーは、原則的に自由な楽曲で演技を構成しますが、構成内容にはジャンプの回数や同種類のジャンプは2回まで、そのうち1つはコンビネーションにしないといけない、など細かいルールを網羅しつつ演技時間は男子が4分30秒、女子は4分間(いずれも±10秒まで可)となっています。

ジャンプは6種類。サルコウ(S)、トウループ(T)、ループ(Lo)、フリップ(F)、ルッツ(Lz)、アクセル(A)の順に難易度が高く、その回転数ごとに基礎点が上がります。

スピンは基本的な4種類、アップライト(USp)、シット(SSp)、キャメル(CSp)、レイバック(LSp)に加えてポジションの変化により名称を変えていくつも種類があります。

ステップはエッジのさまざまな場所に体重を置き換えながら細かいターンなどを入れながら滑ることで、ソチオリンピック金メダリストの羽生結弦選手がトリプルアクセルの前に使用したこと(というかそれを解説した、佐野稔氏のおかげ)で有名になったカウンターを始め、スリーターン、ロッカー、ブラケット、ループ、ツイヅルがあります。

この程度の大まかな技の見分けができるようになると、フィギュアスケートがスポーツであることが実感でき、より楽しめると思います。

TV放送やネット中継などで観戦するときは、選手ごとに演技構成となるジャンプやスピンの種類をメモしていきます。ジャンプやスピンなどの基礎点やGOE(出来栄え点)を大体覚えておくと、観戦するときに電卓が手放せないという症状がでるようになります。

フィギュアスケートの採点では、5~9名のジャッジが出した得点のうち、最高得点と最低得点を除いた3~7名分の得点の平均点が採用されています。演技後の選手はキスアンドクライでコーチなどと時に談笑、時に慰めてもらったりしながらこの採点を待っています。最近ではフィギュアスケートの採点アプリなるものも登場し便利になりました。

自分で計算した得点は、プロトコルで答え合わせします。これが至福のひととき。
また、プロトコルには選手の息づかいが聞こえてくるような凄まじい結果もあり、その数字の羅列を見て震えることもあります(号泣)。

こんなことをしながら、さまざまな試合を見重ねていくとジャンプやスケーティング、スピン、そのほか技と技のつなぎなどで、見ていて心地いい、目の離せない選手に出会えると思います。

今は春。
フィギュアスケートは7月が年度初めなので競技としてはオフシーズンですが、アイスショーは花盛り。ショーでは得点に縛られず自由に生き生きとフィギュアスケートを楽しむ選手を観ることができます。ただし、外は春~夏でもアイスリンク内は真冬の気温なのでダウンコートは欠かせません。真夏でも防寒対策必須。私のカバンには年中カイロが入っています。

看護主任 宮川(回復期リハビリテーション病棟)

2016年4月10日日曜日

第141回 「あてなよる」

そんなこんなで遂に五巡目ですね。こういう企画は長続きしやすいなあ。

僕の担当の時はこれまで、"本"・"音楽"・"オーディオ"という3題咄みたいな内容で書いてきましたが、ようやくにして「大人の世界」に入ります。

「あてなよる」

と聞いてもなんじゃそれ、の世界ですが、NHK BSプレミアム(3チャンネル)の番組のタイトルで、番宣にいわく、

「酒の肴のことを日本人は愛情を込め「あて」と呼ぶ。酒にあてがうもの、酒の味を引き立ててくれる伴奏者。極上の「あて」と酒でたのしむ大人のエンターテイメント。」
ということですね。

実は、昨年の9月29日(木)の放送が一回目だったようですが、再放送で初めて見て、うわー、これは!と驚愕。料理研究家の大原千鶴さんが、京都市内某所の“あてラボラトリー”の女将さんとして登場し、ゲスト2名を招いて「あて」を作り、(1回目では登場しないけど)ソムリエの若林英司さんがそれにあう酒をセレクト(この順番は逆かもしれないけど)する、と言葉にするとこの番組のspecial感はわからないでしょうね。なにしろ映像もシネカメラで撮影した、まるで映画のワンシーンのような美しい“絵”。ゲストもこの回は戸田菜穂さんと登山家の野口健さんという異色の組み合わせ。迎えてくれた「番頭はん」(和服に前掛け)が、あの松尾剛アナ。料理も「卵」がテーマだったけど、温泉卵の黄身だけ特製の味噌に漬け込んだのとか・・・、うっ、よだれが!合わせる酒も尋常ではなく、紹興酒やアモンティリャードから、野口さん特注の、エベレスト登山仕様(!)のプラボトル吟醸酒経由で、締めのシャンパーニュまで、全くなんという贅沢さ。後味のよさも抜群ですね。

2回目は今年の2月25日(木)で、大阪法善寺界隈で呑む、という企画でしたが、3回目が良かった!3月3日(木)「鮭で呑む」。ゲストは中越典子さんと生物学者の長沼毅さん。この回は、1回目とは違う「あてラボ」で、大原さんとソムリエ若林氏のお出迎えでしたが、よく見ると大原さんの着物(毎回凝っている)と、若林氏のネクタイが“鮭のピンク”で、中越さんの頬が、番組がすすむにつれて、美しく鮭の色に紅潮する?という企画(ではないか)。

料理も平凡な鮭料理が出ようはずもなく、鮭缶(特大)におろしニンニクとパクチー(コリアンダーと同じものって知ってましたか?)を入れ、コリアンダーも入っているベルギービールのヒューガルデン・ホワイトに合わせたり。ナポリタンが出てきたと思ったら、麺が焼きそば用の麺だったり。これには微発泡のロゼワインを合わせるのか・・・。なんとも大人の贅沢とはこのことか、と思わせる30分でした。

今後はどうも、月一くらいの頻度でやるらしく、次は4月28日(木)23時15分から、ということですので、興味のある方はお見逃し無く。なお、以前のものも再放送することがあるのでチェック必要!

この番組は実は、もともと僕の大好きなBSプレミアムの「京都人の密かな愉しみ」という番組があるのですが、その中に、NHK料理教室の例のテーマ曲と共に突然出てくる「お料理コーナー(例の大原さんと松尾アナの出演)」のスピンアウトバージョンではないかと思われます。同じ人が企画しているようで、何しろ京都の四季の街並みが、なんとも美しい“絵”で描かれています。この番組については、語るべき事が多すぎますので、また次の機会に。 ではでは。

病院長 武田

2016年3月30日水曜日

第140回 「桜」

もうすぐ4月ですね!

3月も下旬に近づくと、来年度の仕事のことや、プロ野球の開幕(今年のカープは強い・優勝だ!・・・と思わしてくれる時期ですよね)、釣りに行ったりと暖かくなるにつれて、どんどんワクワクすることが増えてきますよね!

それと同時に忘れてはならないのが3月のニュースでも特に取り上げられる回数が増えてくる「桜」になろうかと思います。

見てよし!匂いをかいでよし!!食べてよし!!!な桜ですよね~(笑)

今年は19日土曜日に福岡で開花が発表され、今年もさくら前線がスタートしました。

今年は、平年より早い開花となるところが多いみたいです。

広島はどうかと言いますと3月23日(水)に開花が発表されました。ただ桜の満開の見頃は4月2日(土)となっています。(この記事がアップされるのは3月30日だそうですので、この記事を見てどこか満開な桜を見に行こうという気持ちになっていただければと思います。)

ではここ新市ではどうかと言いますと、






まだつぼみの状態ですかね?

ちなみに、この桜は寺岡記念病院の託児所の敷地にあります。

残念ながら、咲いている桜の様子を見てもらいたかったですが、ちょっとこの記事の原稿の締め切りには間に合わなかったですね。

ともあれまだまだ寒い日も続きまので、特に夜桜を楽しむ時は暖かい格好をして観に行ってはいかかでしょうか。

事務局 宇田

2016年3月19日土曜日

第139回 「音楽と自分」

前回書いた内容はギターについてでしたが~何について書こうかと思い悩んだ末(笑)、結局音楽の話にしました。

これまでの人生の中で音楽は自分の中でかなり力を与えてくれるものでした。
小さい頃は(そこまでいっちゃう!?)母がピアノを弾いてそれに乗せて歌ったり、父がフォークギターを弾いてそれを聴いて育ってきました。母はピアノだけでなく、民謡をしていて、車の中でカセットテープをかけながら歌っておりそれを聴いてたので多少民謡まで歌えたりします(笑)。また母はクラシックも聴き、ベートーベン、モーツアルト、ショパンなどなどよく聴いており自分も昔はよく聴いてました。母はその中でも「乙女の祈り」という曲が大好きで、自分はショパンを好んで聴いていました。父はたぶんどこの家庭でもあったと思いますが、レコードがあり、それも本格的にアンプ、スピーカーもDIATONEでしていい音を奏でていました。曲はそれこそ井上陽水だのかぐや姫だの吉田卓郎などでした。そんないい音するスピーカーなのに小さかった自分(当時は1~3歳)はその良さは分かるはずもなく、スピーカーの中心の部分を指で押して凹ませてしまっていました。

そのステレオは高校の時に父が自分の部屋に持って来てくれて、新しいアンプを買ってもらい重低音を心弾ませて聴いていました。ちなみに隣の部屋にいた妹はうるさくて嫌がっていました(それはそうですよね)。今は~もう使えなくなり処分してしまいました。

中学の頃はそれこそPOPミュージックを聴いてまして、自分はT‐BOLANが好きでよく聴いていました。ご存知の方いると思いますがボーカルの森友嵐士は府中市出身です。自分が高校3年の時に突然活解散してしまったんですが、あれは森友嵐士が急に声が出なくなる病気(心身性発声障害)になり音楽活動できなくなった為に解散してしまった事を数年前に金スマで知りました。ちなみにうちの嫁さんはT‐BOLANが大嫌いでして話が合いません、、、。

まあそんな感じで色んな音楽を聴き今に至りますが、最近では府中にあるalwaysってとこでギター練習したり色んな方の音楽を聞かせていただいてます。ちなみに東2階病棟に所属の看護師の田邊さんもそこで素晴らしいワンマンライブをされましたし、自分はワンマン出来るようなレベルではないので~初心者飛び入りライブのがあり1人3曲披露できるんですがそれに出させてもらったことがあります。人前に出るのは緊張しますがあの場所は非常に楽しめました。皆さんも興味あればホームページがありますので是非ご覧になり、色々ライブスケジュールがありますので行ってみてください!!

ガーデンテラスでも月1ライブをやっていることを案内で知りました。1回聴きに行ってみたのですがとても良かったのでこれは是非田邊さんにやっていただくこうと思い、担当の方に話をしまして昨年の12/12にLIVEが実現し最高な日となりました。こちらも月一の第1週目の土曜日にやっていますので是非聞きに行ってみてください。絶対癒されると思います。

最新情報としては~2月12日にリハビリ室でバレンタインコンサートというのを企画してくださっていて嬉しい事に一緒にしましょうと声がかかりました。声をかけてくださったのは療養病棟の事務をされている山口さんです。聞くと音楽療法に非常に興味を持たれていて勉強をされているようです。山口さんはマンドリン、リハビリの原田さん(旧姓:赤繁さん)と自分はアコースティックギターを担当し何回か練習を重ねて2月12日に披露しました。そのバレンタインコンサートで披露した曲のリストは以下の通りです。

1.365日の紙飛行機
2.恋するフォーチューンクッキー
3.赤とんぼ
4.雪
5.たき火
6.故郷
7.星に願いを
8.花は咲く


1~7曲まではマンドリンとギター(歌も含む)でしたが最後の「花は咲く」は手話サークルのメンバーの方も交えて手話とマンドリンとギターと歌のコラボで大合唱となりました。
何度が失敗してしまいましたが、貴重な体験をさせて頂き感無量でしたし、とにかく楽しめました。どうやら見て下さった患者さんの中に涙を流して聴いて下さった方がいたようで、自分も「花は咲く」の途中胸が熱くなり涙が溢れました。

今回のバレンタインコンサートは本当に貴重な経験をさせて頂き、一緒に演奏をした山口さん、原田さんをはじめ手話サークルの方々に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
音楽ってやはり素晴らしいですね。自分はまだまだ下手くそなギターを奏でていますが、一緒に音楽ができる。そしてそれを聴いてもらえる場所があるというのは幸せなことです。
今までは1人の趣味としてギターを演奏してきましたが、今後は外に向けて細々とした活動ができればいいなと思ったりしています。

ギターに関連した事ばかり言いましたが、カラオケも好きですのでもしカラオケが好きな方いれば一緒に行きましょう!!


最後に、先月12日にリハビリ室で行われたバレタインコンサートの写真と動画を掲載します。
少しでも雰囲気を味わえていただけたら幸いです。







看護主任 森貞

2016年2月29日月曜日

第138回 「私の引き出し」

寺岡記念病院へ転籍して、早いもので3年半が過ぎました。

北川病院(当時)最後の1年は、1人の検査室で相談相手もなく淋しい(?)日々を送っておりました。そして、検査室の閉鎖に伴い、大掃除、新しい検査室への移転など、誰に頼る事もできず1人でもくもくとやりました。今振り返ると不思議なくらいのパワーです。

転籍すると、今度は新しい事を覚えなくてはいけません。老体にムチ打って何とか覚える事ができました。若い人には想像もつかないと思いますが、とにかく書きまくりました。
当番も北川病院での最後の1年は呼び出しもほとんどなかったのですが、寺岡ではない日が珍しいくらいです。

でも私はどこでもすぐ寝れるので、その点は大丈夫です。何回呼び出されても帰ったら寝れます。神経質な人には考えられないでしょうけど…ある意味特技です。

3年も経てば検査室の9人の性格がだいぶわかり、和気あいあいと仕事ができるようになりました。
これも(実は)20年前くらいに【3H会】と称して寺岡記念病院7人、府中総合病院6人、北川病院4人の検査技師が集まり情報交換の目的で飲み会をしていました。

そこで寺岡の方と面識がありましたし、1年半先に転籍になっていた加納さん、高校2年の時のクラスメート(とても仲良し)の山岡さんがいてくれたのでとても心強かったものです。

一緒に働いてみると私が想像していた印象とのギャップに驚く事も多々ありました。でも、一番びっくりされているのは皆さんの方だと思います。それはなんとなく日々肌で感じております。

先日手話サークル(私もメンバーの1人)がリハビリ室でのバレンタインコンサートに参加して『花は咲く』をマンドリン、ギター、歌に合わせて手話で披露しました。

初めての企画で他部署、多職種との交流を持つ事ができました。

仕事の方でも褥瘡委員会、NST、教育委員会、病床委員会などに参加して少しずつ顔見知りの方も増えてきました。やはり知っていると仕事もスムーズに行きやすくなると思います。

北川病院の時も踊りのグループ『ほたる』に所属して病院の行事はもちろん、色んな施設に慰問したり、色んなお祭りに参加していました。『ほたる』も多職種の集まりでした。

『ほたる』は南中ソーラン、よさこいソーラン、エイサー、フラダンス、韓国の踊りなど、色んなものに挑戦しました。とても楽しい時間を共有しました。

北川鉄工所の方と一緒にドレミファフェスティバルへも参加しました。顔にペイントしたりして、暑さも忘れるくらい楽しかったです。また、打ち上げが最高!!病院は女性の職場、鉄工所は男性の職場、お互い珍しいものだからはっちゃけて…

なんとなく私の印象が変わりつつあるのでは?

私の特技のひとつに誰とでもおしゃべり出来る事があります。(これは年齢とともにスキルがあがっています)どこかで話をする機会があったらびっくりされるかも…

以前、中村検査室室長と三郎迫君(同じ検査室同僚)と一緒に勉強会へ行った時の事です。


中村室長

「いつ息してるの?」


だって…ひどいでしょ!
それを家に帰り主人にしゃべったら、「それみてみ、わしがいつも1分黙っといてくれ!と言ってるだろ」だって。

いやいや女子はみんなおしゃべりですよね…

それではお近づきになれた時はお相手よろしくお願いいたします。

臨床検査室 松尾     

2016年2月20日土曜日

第137回 「主人と2人だけの久々の旅行」

家族全員での旅行は、子供が小さい頃は毎年のように出かけておりましたが、子供も大きくなり家族旅行は自然消滅しましたが、主人との2人旅は33年前の新婚旅行と7年前に私の新車で普通車を購入した記念に車で京都に行きました。

今回が2人だけの旅行は3回目となります。

主人が勤めている会社の福利厚生の中の一つに、ダイヤモンドプランというのがあり、満59歳になる社員及びその配偶者を対象に永年の会社への貢献に感謝すると共に、今後の人生設計を考える機会として、海外5泊6日でハワイ、オーストラリア、ニューヨーク、シンガポール、香港の中の何処かを選んで参加するといった制度があります。

一昨年、私が体調を崩し、海外旅行に参加する自身がなく、主人に海外に行きたいのなら、1人で行って来てというと、

「これは永年努められたのも奥さんのお陰と奥さんの労をねぎらうのと感謝の意味も含まれているので、1人では行く意味がない」

と言ってくれ、海外旅行は諦め、国内旅行10万円分の旅行に変更してもらいました。不足分は自己負担でしたが。
旅先を決めようとなった時に 以前主人は、「新婚旅行に行った同じ場所と宿泊した同じホテルに行きたい」と言っていたなと思い出し、まさか・・・・・・・・(私は同じところに行きたくないと内心思っていたもので。)
主人が行きたいところあるなら決めていいよ。と言ってくれ、ラッキーと思いましたが、

いざ何処にしようかといろいろ悩みましたが。合掌造りが見たいと思い、昨年9月にリフレッシュ休暇を利用し、一度行ってみたかった飛騨高山と下呂温泉にきめました。

主人も快く賛成してくれ、旅行会社が新幹線のチケットや宿泊先などを全て手配してくれ、行く場所は2人で計画を立てて、ゆっくりと見学し、宿泊先では豪華な食事に舌鼓、そしてゆっくりと温泉につかりゆったりと過ごしリフレッシュできました。

まだまだ行ってみたい所はたくさんあります。次はどこにしようかな~。


看護主任 桐島