2015年10月30日金曜日

第126回 「芋掘り」

朝晩涼しくなってきましたね。

「収穫の秋」 ということで、先日芋掘りをしてきました。

芋掘りをするのはおそらく20年振りくらいになると思うのですが、張り切って畑に行ってみたものの芋を掘る手順が分からない・・・。

隣の畑を世話しているおじさまに知恵を拝借。

まず、

○つるをカマで切り、どこに芋があるのか把握すること

○その後、スコップで芋を掘り起こすこと

だそうです。

豪快にスコップで掘ろうと挑戦したところ、芋が二つに割れていたり、スコップ痕が・・・。やさしく掘り起こす必要があるみたいですね~・・・。

収穫したさつまいもをタライで洗い、2~3日程度日光に当てると甘みが増すとのことで天日干し。

2~3日待つことができずに、当日に蒸し芋にしておいしくいただきました。

たくさんのさつまいもをどう保存するか・・・少し調べてみたので紹介します。

さつまいもは寒さに弱いので、冷蔵庫には入れないこと。

新聞紙に包んで、日の当たらない場所での保存が良いようです。


○さつまいもの効果

便秘に効果があるのは皆さんご存知だと思います。

実はりんごの10倍以上のビタミンCが含まれているので、コラーゲン生成を助ける機能や、免疫を強化し風邪を予防する働きがあるそうです。更に、さつまいものビタミンCは加熱調理しても糊化したでんぷんの作用により壊れにくく、残存率が高いそうです。

みなさんも是非召し上がってみてください。







医療福祉相談室 平田

2015年10月15日木曜日

第125回 「花火」

夏といえば花火、そして花火大会。

私は花火が大好きです(夏生まれだからかな?ちなみに誕生日は8月8日です・・・)

今年はまだ3回しか行けていませんが・・・ 先日、8月15日 上下の花火大会に行きました。中学校の運動場から見上げるのですが、本当に近くから見れて目の前で花火!!!

とても感動します。

実は福山の花火の日ですが、・・・穴場なのですよ。

それと8月23日(日)庄原夏祭り花火大会もとても感動しました。
上野池の水面に映る花火!!!フィナーレの花火は、全長100mに渡る巨大ナイアガラの光のガーデンが水面に映り、2重に楽しめます。上下と比べると比較にならない程、人が多く池の周りは早くから三脚が並んで、シートが貼ってあり場所取りが大変です。でも、とても感動しますよ、是非行って見て下さい。

ところで、花火大会の意味や由来をご存知ですか?気になったので、調べてみました。

夏の風物詩・花火は、そもそもは送り盆の時期に、魂の鎮魂のために打ち上げられたものだといわれています。お盆は15日が中心で、これをお盆の中日などということもあります。
お盆の期間は、一般には13日から16日の4日間で、一般的に「お盆とは、年に一度祖先の霊が私たちのもとに帰ってくる期間」とされています。
13日に先祖の霊が迷わず当家に来られるように迎え火を焚くことから13日を迎え盆、16日に先祖の霊を送り出すための送り火を焚くことから16日を送り盆といいます。

送り盆とは、先祖や亡くなった人たちの霊を祀る期間の最終日で、親族の霊を送る日なんですね。送り盆は「精霊送り」とも言われます。京都の大文字焼きは「送り火」の一つで、送り盆のイベントです。他にも灯篭流しをする地域もあります。

もともとは送り火として、ご先祖様をお送りするための花火でしたが、いつしか夏の観賞メインのイベントになったみたいです。日本各地に花火は広がり、そして、先祖供養の意味合いやお祭り等で打ち上げられるようになり、現在に至ります。

今では、花火は見て楽しむイベントとして定着していますが、中国から来た火薬が日本でお盆や供養に使われ、広がっていったそうです。

花火大会がお盆と関係していたので8月開催が多いんだそうです。日本の伝統行事として捉え直して、一発の花火にも魂への祈りが込められていると思うと、花火を見る自分の気持ちも、綺麗なものに対する感動に加え、少し厳かな感じになりそうです。

ちなみに、私は、「ビール」と「枝豆」を持って、花火を見ていますが・・・


そして最後に、お知らせです。
10月17日(土)全国の花火師が技を競う「八代全国花火大会」が行なわれます。
北は秋田、南は鹿児島まで全国各地から熊本県八代に花火師が集い、その技と華麗さを競います。一瞬の輝きに賭ける匠の技、とても素敵だと思いますよ。

12,000発ですよ・・・・・







看護師長 粟田(手術室)

2015年10月13日火曜日

第124回 「トムのはなし」

ペナントレースも儚く終わってしまい、カープのことを書こうにも、愚痴と非難と弁護ばかりになりそうなのでやめて、トムのはなしです。

我が家には、 『トム』 という名のもうじき11才になる犬がいます。
種類は、『ウェルシュ・コーギー・ペンブローク』 、足が短くて尻尾がないかもしくは極めて短いやつです。名前が難しい割には結構知名度の高い、地味ではあるがそこそこの人気種です。イケメンのくせに短足で愛嬌があるからか、年令は問わず女性から好かれるようで、散歩をしていてもよく声をかけていただき、無い尻尾を振ってはしゃいでいます。

小生も妻も犬は嫌いで、飼うなんて考えたこともなかったのですが、我が家では変わり者の四女が小学生になったときに、どうしても犬を飼いたいと言ってきかず、しっかり世話をすること、家の外で飼うことを条件にしぶしぶ飼うことになりました。

年賀状で、家族の名前の最後に「トム 2才」と書いて出したら、ある方から

「熊谷さんとこ、6人目が出来ちゃったんですね!」

って、いやいや、子ども5人いれば6人もありだろうと思われても仕方ないのですが、さすがに名前に困っても「トム」はなかろう...。 

案の定、娘は時におやつをやるくらいで、日頃の世話は犬の嫌いな我々夫婦に委ねられました。もとより飼いたくも触りたくもなかったものですから、特別なしつけもせず、散歩と糞の始末と餌やりの日課を朝夕で分担して遂行していきました。幼犬のころはやたらとはしゃいで服を噛みつかれて破けたり、ご機嫌を損ねて手を噛まれたりしましたが、飼っていれば情が移らないわけでもなく、下痢が続いたり血尿になったりすれば、心配して動物病院に連れて行って薬を飲ませますし、台風や吹雪の日にはちゃんと小屋に入っているか様子を見てやっています(日頃は全く小屋に入らないやつです)。

現在のところトムは相変わらず元気ですが、もう2、3年して末っ子が家を出ていくころにはトムも老化が顕著になり、手がかかるようになることが予想されます。外では心配な状況になったら家の中で飼うことにしなければならないだろうか、手間のかかる世話や処置が要るようにならないだろうか、など思ったりします。 

「いぬのえいが」という日本映画がBSで放送されたのをたまたま観て、見入ってしまい、心ならずも計らずも、涙してしまいました。トムの人生、いや犬生を鑑みるに、我が家に飼われて幸せだったのかしら、と思いを巡らし、翌日から少しだけトムのことを可愛がってやろうと思いました。
トムのお蔭で、やむをえず、少しだけ早起きをして、長い距離ではないが散歩ができていることは小生の体調管理に役立っているはずです。

トムくん、ありがとう、これからもよろしく。

時々は、ささみジャーキーをおまけしてやるからね、元気で長生きしろよ。

副院長 熊谷