私は専門学生時代、演劇少女でした。働きはじめてからは、福山に戻ってきた事もあり、劇場に行く機会はほとんど無くなりましたが、大阪で一人暮らしをしていた頃は、生活費やバイト代を切り詰めて、月2~3回は通い詰めていました。20年前の当時は、2,000円~8,000円位だったと思います。
ドラマでいい味だしてる役者さんも、小劇場出身の方が多くいます。佐々木蔵之介さん、上川隆也さん、キムラ緑子さん、阿部サダオさん、大高洋夫さん・・・書ききれない!!そして、このラインナップで劇団が分かる人はぜひ語り合いましょう。
劇場といっても様々です。収容人数100~300人の小劇場から800人程度の大劇場まであります。大劇場は椅子も豪華、ロッカー、喫茶コーナなどは当たり前にありますが、小劇場は桟敷席、パイプ椅子で観客もぎゅうぎゅう、役者や熱気や汗が飛んでくるような環境でした。
演劇はまさにライブです。同じ脚本でも、役者のコンディション、舞台転換、客(私も含めて)のコンディションで全く違います。その全部の歯車が合致した時の、心の奥をわしづかみにされる感覚、感動を言葉に落とし込めない経験は本当に忘れられません。
このブログを書いているうちに久しぶりに行きたくなってきました。
新型コロナウィルスの対応は予断をゆるさない時期が当面続きますが、収束後には絶対に行こうと思います。
心のままに熱く語ってしまいました・・大丈夫かな?
医療機器管理室 郷丸