2012年8月30日木曜日

第15回 「女子旅」

リフレッシュ!!

「学生時代からの友人・同級生4人で、山陰カニ料理温泉ツアーへ行かない?」

と誘われたのが始まりで、3年前から年に1~2回、女子旅に出かけています。

鹿児島、屋久島、種子島、城之崎、高山と旅先は色々ですが、温泉、山歩き、アドベンチャーあり、それぞれの土地で美味しい物を食べたり、歴史に触れたり・・・。

その中でも、トヨタ白川郷自然学校での自然体験エコツアーは、大自然を体感し楽しむことができて、しかも夕食の地元食材を使ったフランス料理は絶品!!(●⌒∇⌒●)

気持だけは若い学生のころに戻っておしゃべりをする、自由であり、それでも一緒にいるとリラックスできる友人達と過ごす旅は、心と体をリフレッシュする私の大切な時間です。

次の旅は、秋に予定していて只今計画中。いまから楽しみです。((o(^-^)o))わくわく



栄養管理室長 田中

2012年8月20日月曜日

第14回 「私のリフレッシュ」

私は寺岡記念病院に昭和53年1月から勤務しています。
多くの方々に支えられて今日があると感謝しています。

長年の苦労話は興味が薄いと思いますのでリフレッシュ法を紹介しようと思います。

まずは研修会の参加とプチ旅行です。
研修会・勉強なんて余計につかれると思うかもしれませんが、モチベーションが低下しているときは研修会に参加して講師の先生・研修会参加者の皆さんからパワーを吸収するのが一番のお勧めです。数か月先に研修会を予定しているとその間のストレスも軽減できます。症例研修会では私たちが行っている看護もまんざらではないなと自己満足に浸ることができます。

2008年から2011年5月までは、子供が厚木で勤務していた関係で研修会会場はもっぱら東京中心でした。スタッフは一人で東京まで大丈夫と心配してくれますが新しい場所も目と耳があれば何とかなります。

研修会終了後は温泉に行くことを楽しみにしていました。
その中でお勧めは熱海や箱根の温泉です。

熱海の岩盤浴「ホテル湯治館そよかぜ」は日本に3箇所くらいしかない有名な岩盤浴で大変良かったです。(現在は伊藤園ホテル熱海館に変わっているかもしれません)春先に咲く熱海桜はきれいで心を癒してくれました。

箱根ではロープウエイで強羅の終点で降りるところを一駅早く降りてしまいお正月の箱根駅伝で有名なあの坂道を死ぬような思いで登りました。

2011年6月からは九州に転勤になりましたので研修会は博多会場が中心になりました。別府・湯布院の温泉もゆったりできていいですね。近場では神石の「湯っ蔵さんわ」もお勧めです。気分転換をご希望の方一緒に研修会・温泉はいかがですか。

もう一つの気分転換は料理です。
レストランで食べるような高級料理ではなく簡単な家庭料理です。料理に集中することで心のもやもやを忘れることができます。ついついたくさん作りすぎてしまい病棟のスタッフの皆さんに食べていただいています。簡単な料理ですが「おいしいですね」といわれると次は何を作ろうかなと思ってしまいます。日頃はなかなか時間が取れませんが休日腕を振るうようにしています。

上手にリフレッシュを行って患者様にいつも笑顔でケアできるよう頑張っていこうと思います。


看護師長 原田

2012年8月10日金曜日

第13回 「整形外科医」

寺岡記念病院に就職して以来、いまだ病欠なしを貫いています。

ぼちぼち定年を迎えようとしていますが、私が医師になったばかりのお話をします。

私が医師になったころは、府中に住んでいた母方の祖母がまだ健在でした。
医師になったことを祖母に報告に行くと大喜びで迎えてくれました。
今までの苦労話に花が咲きました。

「ところで、何科の医者になったん?」

と聞くものですから、胸を張って

「整形外科っ!」

と言いました。

とたんに、祖母の顔が笑顔から落胆の表情に変わりました。

「医者になったと聞いたのに、ハリ医者になったんか・・・。」

と嘆くのです。

「いやいや、整形外科医はハリ医者なんかでなく、骨折や捻挫の患者を治したり・・・。」

「やっぱり、ハリ医者じゃ。」

祖母は時々入院を繰り返していたので、腰が痛い、膝が痛いと言っては整形外科で注射をしてもらっていたようです。

「整形外科医は骨折を手術で治したり、歩けなくなった人をリハビリなどで、歩かせれるようにもできる。」

「そんなもん、できるんか。」

と半信半疑でした。

私が医師になって2年あまりで、祖母は肝癌のため亡くなりました。

あれから、30年も経ちました。

私は、整形外科・形成外科・リハビリテーション・リウマチ・手外科の専門医の資格を習得しました。

現在は、年間約300例の手術をこなしています。
骨折だけでなく、腫瘍摘出術や植皮などの再建手術もあります。
結果が同じであれば手術時間を短縮する工夫もしています。
大工道具のような手術道具を使って、トンテンカン、トンテンカンの毎日です。

しかし、高齢の患者さんに

「腰が痛い、膝が痛い」

と言われると、ついつい痛み止めの注射をしている自分に気付きます。

やはり、祖母が言っていたことが正しいのかな・・・?

 副院長 小坂