2012年12月10日月曜日

第25回 「黒い恋人」


日常業務は多忙ですが、暇を見つけた際の過ごし方について簡単にお話したいと思います。


私の愛車は黒いMAZDA RX-7です。
平成7年式で、走行距離も11万キロを越えました。学生時代はJOMOでバイトもしており、自動車工作は得意なので、簡単な装備なら自分で取り付けます。グラム単位で軽量化された骨格に美しい曲線を持つグラマラスなボディ、ツインターボを装填したロータリーエンジンは、刺すような加速性能と地面に吸い付くようなコーナリング性能を備え、生産から17年経過した今でも私の大切な黒い恋人として日々の通勤を共にしています。

当然短所もあります。驚くほど狭い車内、特にリアトランクは飾りで、ペットボトルは縦に置けません。100円玉をばら撒きながら走るような燃費、夜は限りなくゼロに近い後方視界。あばたもえくぼですけれど。福山は渋滞も少なく、自然の豊かなワインディングロードが多いので、時間を見つけてドライブを楽しんでいます。

13歳からレーシングカートに触れ、中学生の頃からずっと欲しかった、そんな黒い恋人も今月で次のオーナーの元へ旅立っていきます。

次の車は、中古のシルバーのドイツ車ですが、非常にスパルタンな性格で、快適装備はほとんどついていません。強化クラッチにダブルマスフライホール、電子制御もないので、運転も非常に難しいと言われます。また、軽量化のためエアコンすらオプションで、スピーカーも一つしかなく、控えめな見た目とは裏腹に、公道を走るレーシングカーと形容されています。最高速度は時速300㎞を越え、時間があればサーキット場にも持っていきたいところです。



 ピアノを幼少期に習っていたので、余暇があれば自宅でピアノの練習をしています。クラシックピアノはショパンが好きで、ピアニストはリチャードクレイダーマンがお気に入りです。X-JAPANのリーダーYOSHIKIが作曲したピアノ曲集はほぼ全曲持っており、大して上手ではありませんが趣味の一つとして楽しんでいます。特に、without youという曲は美しいピアノのメロディラインに壮大なオーケストラの伴奏が絶妙で、私の中で最高の曲の一つ、お勧めです。

脳神経外科 北川