2012年7月20日金曜日

第11回 「私と花・野菜づくり」

私は、花、植物が大好きです。
花の本を観ては、名前を覚え、花瓶に生けてある花を見ると、つい

「何という名前の花ですか?」

と、聞いてしまいます。

そして、通勤途中、信号待ちで、可愛い花を見つけては、「可愛い」と見惚れています。4年前にある店でミラクルフル-ツに出合いました。そうです、実を口に入れ、噛んで、2~3時間は、酸っぱい物が、甘く感じるというミラクルフル-ツ。育て方を調べると、温暖な地方で、最低気温10℃管理が必要です。温度管理に困り、今だから言うのですが、私の職場である病院の休憩室・リハビリ室に泊らせたこともありました。そして、花の部屋、サンル-ムを作ることにしました。

一方では、野菜づくりに燃えています。ある年には、この畑は、「いちご畑」、この畑は、「パプリカ畑」、「さつま芋畑」と分けて作ってみたりしました。野菜づくりを始めて、いいことがあります。一つは、自分が頑張ったら、頑張ったような美味しい野菜ができる楽しみ、何も考えず、無心でできます。

もう一つは、野菜づくりから、人との輪が広がります。畑にいると、全く知らない人から、声をかけてもらいます。

「どこから来られているの?」

「いつもニ階で洗濯物を干しながら見ていたけど、来てみました。」

「どうして、白菜は上を括るの?」

「あれは、何を植えているの?」

など。更に嬉しくなり、会話も弾みます。

「あんた、来たんじゃなぁ、会えたなぁ、今日は、会えないかと思った。」

「頑張るなぁ、早く帰りよ、昼がきたよ。」

など。そして、作り方のアドバイスまでして下さる人も来られます。

「玉ねぎに、肥料を播いた?私は、もうしたよ。」

「この苗を植えてみる?」

「すいかは、実がついたら、動かしたらいけんよ。枯れるよ。」

など。私も、声をかけられると、ついつい、

「この野菜を作られていますか?良かったら食べて下さい」

と声をかけます。単純な私ですから、持って帰ってもらえたら、嬉しくなります。
また、私の家の隣の方とも、野菜づくりという共通点から、野菜づくりの話しで花が咲きます。私では作れないような立派な野菜を頂いたり、鉢物を交換したり、よく声を掛けて下さり、親切にして頂いています。遠方の畑に、夫婦で朝早くから出かけておられ、私にとって憧れで、尊敬する野菜づくりの先生です。色んな方に囲まれ、幸せな私です。

私に会ったら、どうぞ気軽に声をかけて下さい。

看護師長  藤原